第2戦は初戦から1週間経ったアウェーでのUAE戦だった。
僕はさすがに中東までは行かず、テレビ観戦だった。
僕はさすがに中東までは行かず、テレビ観戦だった。
この試合はもう、暑さとの戦いであった。
たしか現地時間の夕方4時くらいの試合だったと思う。
それでも、40度を超えるかのような暑さだったらしい。
本当に選手もまったく動けず、代表のサッカーを見ている感じじゃなかった。
名波浩ものちに自伝の単行本の中で、これまでやった試合の中で一番暑かったと告白している。
まったりした試合展開でも、ビッグチャンスはあった。
入ったか?と思われたシュートを小村選手がゴール前でプッシュした。
ボールがゴールに入ったが、当然オフサイドとなった。
小村選手が触らなければそのままゴールとなっただろう。
しかし、あの暑さの中でそのような判断は働かなかったのだろう。
たしか現地時間の夕方4時くらいの試合だったと思う。
それでも、40度を超えるかのような暑さだったらしい。
本当に選手もまったく動けず、代表のサッカーを見ている感じじゃなかった。
名波浩ものちに自伝の単行本の中で、これまでやった試合の中で一番暑かったと告白している。
まったりした試合展開でも、ビッグチャンスはあった。
入ったか?と思われたシュートを小村選手がゴール前でプッシュした。
ボールがゴールに入ったが、当然オフサイドとなった。
小村選手が触らなければそのままゴールとなっただろう。
しかし、あの暑さの中でそのような判断は働かなかったのだろう。
試合の次の日の日曜日に車でラジオを聞いていたら、この試合の話となり、番組の中でも開口一番
日本国中みんなが同じ気持ちだったのだ。
(すみません。小村さん、でも僕は好きな選手の一人なんですよ!)
「おむらー!」
と叫んでいた。日本国中みんなが同じ気持ちだったのだ。
(すみません。小村さん、でも僕は好きな選手の一人なんですよ!)
僕も、日本で久々の試合で7月中旬のもっとも暑いときに試合をしたことがある。
そのときは5分持たなかった。もう、ボール来ないでくれという感じだった。
ハーフタイムになってもピッチから歩いて出るときも意識朦朧としたまま、やっとのことで水道の蛇口までたどり着き、頭から水をジャーと流し続けて5分くらいしてやっと普通の意識に戻ったのだ。
そのときは5分持たなかった。もう、ボール来ないでくれという感じだった。
ハーフタイムになってもピッチから歩いて出るときも意識朦朧としたまま、やっとのことで水道の蛇口までたどり着き、頭から水をジャーと流し続けて5分くらいしてやっと普通の意識に戻ったのだ。
たぶん、このUAE戦のときの選手も同じように体はまったく反応できない状態であったに違いない。こんなところで試合をしなければならないアジア予選とは、ヨーロッパなどのそれとは違い世界中でもっとも過酷だと言える。移動距離も半端ではないからだ。