いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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最終予選第4節 日本の3戦目 対韓国戦(ホーム) 日本先制!

試合が始まった、
ものすごい大歓声である。
そして試合もそれに応えるかのような激しい局地戦が展開された。予想通り、カズにはチェ・ヨンイルの密着マークがついている。韓国は日本のことを本当に研究しており、日本の得点源であるカズを押さえれば勝てると踏んでいたようだ。
前半を見ていると、本当にガチガチでよさをつぶしあっているような戦いだった。1つ1つの接触プレーで大歓声があがるハイテンションのスタジアムの状況であった。

後半に入ると、少しづつマークがずれてきたような展開になってきた。そんな展開の中、山口の伝説的なループで日本が先制した。僕は観客席で見ていてちょうど山口の後方から見ていて、シュートコースが空いて見えたので「打て!」と叫んだ。確か右足でボールを動かしてフェイントをかけたボールが足元に入ってしまい足を振れないようになってしまったので強いシュートは打てない状況になった瞬間だった、咄嗟のループシュートは大きく上がりすぎているように見えたもののなんとかゴールに吸い込まれたのだ。

割れんばかりの歓声で熱狂のスタジアム、ゴールを決めた山口はベンチに向かって走っていた。歓喜のシーンだった。

しかし、この後に悪夢が訪れることは誰も知らなかった。