いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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自然素材でのセルフエコリフォームに挑戦

契約していた建売住宅の決済・引渡しが終わって1週間が過ぎました。
ちょっと簡単にこれまでの経緯をまとめてみます。

1.3月末  契約
2.4月初旬 ローン申し込み
3.5月初旬 ローン手続きがローン会社の不手際により審査が滞留されていることが判明
4 5月中旬 ローン特約締切日ぎりぎりでローン審査OKとの確認取れる
5.5月下旬 引渡し前の立会い内覧で不具合の指摘事項多々あり
6.5月末  決済・引渡し

決済・引渡しまでにいろいろな不手際があり、決済まで行き着くかわからない状態だったけれども
何とか決済・引渡しとなりました。
建売業者と不動産屋の対応には、大きな不満があったので、決済日にも
決済までの40分ぐらいは、さまざまな対応内容についてクレームを言い続けていました。
彼らは法律で規定されていないことはやらないし裁判で負けるようなことでもない限り
やりたい放題でなのです。
こういう業界であることは前々からわかっているけれど、本当にストレスがかかります。

で。。。
あまりこういう連中と長く付き合うよりは、引渡しを受けて自分で自然素材による
セルフリフォームを考えたほうが心身の健康にもよいように思えたので、
満足はしていないことを伝えて引渡しを受けた次第でありました。

引渡しを受けたからにはもうどうにでも自分で好きなようにリフォームしていいわけだから
楽しみなのですが、あまりゆっくりしていては現在住んでいるアパートの家賃がもったいないのです。
ただ、引渡し後に新居に鍵を通しに行ったところ、かなりの有害物質の臭いがきつかったのです。
締め切った状態で換気扇も回っていないとひどいものです。
すぐに窓を開けましたが、15分ほどいるとそれだけで頭が痛くなってきました。
臭いはおそらくホムルアルデヒドでしょう。
シックハウス問題は法律でホルムアルデヒドの基準値と換気扇の義務化により解決されたと
思っている方が多いと思いますが、あの法律はちょっとお茶を濁しているようなまやかしの
対策であり、根本的にはまだまだ解決されていないのです。
ホルムアルデヒド以外のトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、可塑剤……等
まだまだ家庭の中の有害物質は少なくなっていません。
みんな、新築の臭いぐらいにしか思っていないのでしょうが、これは大きな間違いで
乳幼児を中心に何らかの病気になる確率が高いでしょう。
病気になってもそれがシックハウスが原因だと気がつかないだけなのです。
体内に取り入れられる空気は食べ物よりも7倍も多いと聞きますから注意すべきです。

そういう臭いを強く感じたことで、僕自身、この臭いが取れるまで引越し・入居はできないと
判断しました。
有害物質はどこからでているのか?
この建物にはMDFという建材がいろいろなところで使われています。
このMDFは木屑を接着剤で固めたものであり、有害物質の塊とも言えます。
最終的には建具はすべて取り替えなければいけないでしょう。
床は複層フローリングでワックスも塗られています。
複層フローリングですので、合板であり有害な接着剤が使われています。
それにワックスも建売ですからエコ素材など使っていないでしょう。
壁と天井は塩化ビニルのクロスであり、塩ビは有名な発がん性物質であり、可塑剤も含まれていて
絶えずその壁紙からは有害物質を放出しています。
また、壁紙をくっつけている接着剤も有害物質を多く放出しているはずです。
あとはキッチンと畳、キッチンからの有害物質放出量は住宅の中では最も多いし、
畳も有害なマラカイトグリーンを塗ったスタイロ畳なので毒です。

これらのことを考えると、壁、床、畳、建具、キッチンをリフオームしなければなりません。
最終的にはやるつもりですが、あまり入居が遅くなるのも家賃がもったいないので
最低限の1階床、畳、キッチン(キッチンは有害物質だけではなく著しく使いにくいセッシングとなっている)
はリフォームしたいところです。

ここだけは、自分でやると時間がかかるのでプロにやってもらうことを検討しています。
本当はすべて自分でできればいいのですが、時間がかかってしまい結局お金がかかるということに
なるからです。