いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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シックハウスの怖さ

シックハウスの病気というと、まっさきに思い浮かぶのが「化学物質過敏症」でしょう。
この間、と言ってもも半年か1年前ぐらいになるかも知れませんが、
宇宙船地球号なる番組が日曜の夜にあります。

この番組で化学物質過敏症の患者さんを特集していたことがあります。
僕はこの番組を録画していたのですが、まだちょっとしか見ていません。
そのちょっと見た中の紹介では、日本には70万人の化学物質過敏症患者がいるらしいです。

このような病気になった人は普通の住宅に住めないばかりか、普通の服も着ることはできないのですべてオーガニックコットンのようなものを着る必要がありますし、人と合うことも難しくなります。
本当に気の毒です。


また、よくあるのが乳幼児の肌の疾患です。
新築の家を建てたり、購入したりする世代というのは、小さい乳幼児がいる家庭が多いです。
しかし、これが最も危険なことなのです。
赤ちゃんがアトピーなどの肌疾患になる原因は殆どが住宅の有害物質ではないでしょうか?

有害物質は通常の空気より重いものが多いらしく、床の近くに溜まるそうです。
それで、影響を受けやすいのが乳幼児になるというのです。
僕の知り合いでも、新築の家やマンションに入居した直後から赤ちゃんに湿疹が出たとか喘息のような発作がでたという話しを聞きます。
そして、そのような赤ちゃんや乳幼児を中古の有害物質濃度の低いところに移すと発作などがなくなるとういことも聞きます。
乳幼児の肌疾患で悩んでいる人は住宅の有害物質のことを考え直してみてはどうでしょうか?

有害物質の他の影響としては僕自身の体験になります。

以前、住宅の有害物質で内分泌系疾患になる可能性が指摘されているものがあるということを見たことがあります。
そして、僕は去年、人間ドックで甲状腺の癌が見つかり手術しました。
できてから10年ぐらい経っているらしいので、以前新築の社宅入ったときの激しい有害物質によるものではないかと思っています。

甲状腺の癌の原因は医学的には今でも不明とされていますが、シックハウスが居住空間に長くいる女性に多いというのと甲状腺疾患が圧倒的に女性に多いということは偶然ではない気がするのです。
このように住宅の有害物質は化学物質化敏症だけではなくさまざまな慢性疾患にもつながっていると考えるべきでしょう。


やはり、重大な慢性疾患や癌などには誰でもかかりたくないですよね。
食べ物より7倍も体に取り込む量が多いと言われる空気、いつもいる住宅室内環境を考える必要があります。