いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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ヴェルディ涙のJ2自動降格!

気分転換に息子と味の素スタジアムにJリーグ最終戦を観にいった。

引っ越す前は自転車で行けた味の素スタジアムも、
引っ越してからは電車で行かなければいけくなってちょっと残念(;一_一)

それでも遠くはないので、割と気軽に行けることは確かだ。

今日の対戦カードは「東京ヴェルディ1969vs川崎フロンターレ」。
終戦にして、J2降格とJ1の優勝がかかったチームの対戦ということで面白そうなカードだった。

息子を学校に迎えに行くのが遅れてしまい、キックオフに間に合わず、
当日券売り場へ。

チケットブースで、お姉さんに、
「アウェー側自由席で大人と小学生1枚」
とここで息子が
「どうしてアウェーなの?」
と聞いたので、「アウェーの方が安いんだよ」
と応えながらチケットの価格表を見ると同時に、売り場の優しそうなお姉さんが
「ホームも同じ価格ですよ!」との声。
息子はどっちでもいいらしく、
再びお姉さんが「今日はアウェー側の方が込んでいますよ!」
ということで
「じゃあ、ホーム側でお願いします」
ということでヴェルディ側で観ることにした。

スタジアムに入ってみると、1階席の自由席はほとんど埋まっているように見えた。
よーくみるとところどころに空席があるので探して回って、
2座席続いて空席を見つけたので、そこにいたおじさんに声をかけて座らせてもらった。

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座って気がついたのは、さすがに降格を優勝がかかったチーム同士の対戦で
なかなかの熱気だった。
最近でも日本代表戦は毎回観戦しているのでサッカー観戦はしているが、
サポーターの数は少なくとも熱気はこちらの方が上のように感じる。

終戦を迎える両チームの状況は次のような状況であった。


鹿島が負け、名古屋が引き分け以下、のとき3点差以上で今日の試合に勝てば優勝。
ただ、勝たないと3位まで権利が与えられるACL出場権があやしくなる。


勝ち:残留が確定。
引き分け:磐田が負けたら残留確定。磐田が引き分け以上なら入れ替え戦へ。
負け:千葉が勝利するとほぼ自動降格。(磐田との得失点差3はきつい)
   千葉が引き分け以下で入れ替え戦へ。

こういう複雑な状況だったが、
ヴェルディの福西がペナルティエリア内での反則で1発退場。
しかし、フロンターレもこのPKを外してしまう。

前半は首位、鹿島が1点リード。
鹿島は引き分けてもほぼ優勝なので、名古屋、川崎の優勝がきつくなった状況。
そして千葉がFC東京に1点リードされている状況。
磐田は0-0。
このままいくと、川崎は優勝できず、ヴェルディ入れ替え戦へ。

後半、川崎が先制する。
ここで、携帯で速報を見ると、
千葉がFC東京に2点目を入れられて0-2になり、ヴェルディ入れ替え戦濃厚に。
鹿島はあいかわらず1点リード。

そして、終了間際に川崎が追加点。(一瞬目を離した隙で僕は見逃してしまった)
そして試合終了。

ここでまた速報を見ると、なんと千葉が4点を取ってFC東京に4-2で終了したとの結果。
後ろのおにいちゃんに速報を聞かれ伝えると、
ヴェルディJ2自動降格決定!ということで残念そうだった。
横にいたおじさんも「千葉、勝っちゃたよ!来年J2かー」ということで残念そう。
おじさんはワンセグを見ていたので、
「鹿島はどうなりました?」
と聞くとちょうどテレビで優勝の記念写真を撮っているところが映っていた。

そして、グラウンドをみると、フロンターレの選手はサポーターに挨拶している。
優勝は逃したものの、勝ったのでなかなかの声援でしめくくっていた。

そのときヴェルディの選手はグラウンドからいなくなり、一旦、ベンチに下がったようだった。
サポーター席をみると、横断幕がいろいろ掲げられて抗議していた。
どうやら、スポンサーである日テレと社長に対する抗議の横断幕であったようだ。

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今日は、最終戦なので、このあと選手、監督がスタジアムを回っての挨拶があるはずだった。
しばらくして、ヴェルディの選手が出てきた。
千葉の勝利を聞かされ、自動降格であることを認識しているようだ。
選手がゴール裏へ来て挨拶が始まった。
最初は日テレに社長さんだ。
ものすごいブーイングに包まれた。

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次に柱谷監督、

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泣きながら、自分の責任であることを告げ、
ヴェルディは絶対なくなりません。お願いですから、来年以降もこのチームを応援してやってください」
と訴えていた。

しかし、千葉はしぶとい。
これまで毎年のようにJ2降格争いをしていながら残留している。
日本リーグ時代からこのチームだけ2部の経験がない。
最近の経営を見ていると、1回J2に行って目を覚まさなければよくないと思うのだが。

しかし、毎年のように起こるJリーグ最終戦のドラマ。
逆転優勝はなかったものの、J2への逆転降格というドラマを目の前で見た。
これだからサッカーは面白くてやめられない。

クリスマスが近いからか、グッズショップにこんなの置いてました。
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