いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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元旦の恒例 天皇杯決勝観戦「ガンバ大阪vs柏レイソル」

元旦はうちでは毎年、千駄ヶ谷の国立競技場にサッカーの天皇杯決勝を観にいきます。

今年は、地元のFC東京が決勝進出かと思いきや、準決勝で残念ながら柏レイソルに敗れてしまいました。
それでも今、好きなチームの1つでもあるクラブワールドカップで世界3位になったガンバ大阪が勝ち抜いたので観戦意欲はそれなりに保てました。

今年は、後援会の先行予約をわすれてて、一般発売でも準決勝終了後までチケット買うのを忘れていたら、準決勝翌日、なんと売り切れで当日券なし、それでも僕はサッカーチケット確保では歴戦の勇士ですので、奥の手を使って定価でチケット確保、しかし、高いS席のチケット(本当は安い自由席でいいのに!)でしたので痛い出費となりました。

チケット確保できたのは当日でしたが、さっそくスタジアムへ直行しました。

席に着いてみると、最高にいい位置でした!
こんないい位置で見るのは日本リーグ時代以来でしょうか?

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柏レイソル側の応援席                    ガンバ大阪側の応援席

応援席はさすがに地元に近い柏レイソル側が優勢でした。

この日はポカポカした絶好の晴天でしたが、入場時に配られたパンフレットを見て思い出したことがありました。

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                   入場時のパンフレット

この中には
ガンバ大阪、攻撃サッカーで狙う18年ぶりの優勝」
と書かれていました。
僕は18年前もここ国立競技場に観戦にきていたことを思い出しました。
あのときは、「日産自動車vs松下電器」で日産自動車の史上初の3連覇がかかった試合でした。
冷たい雨の降る中で過酷な観戦でしたが、なんと0-0で延長、PK戦という試合で
その冷たい雨の中さらに過酷な状況がプラスされ、応援していた日産自動車が負けてしまうという結果になりとてもつらかったことを思い出しました。
結局、日産自動車は次の年からまた2連覇しましたから、あのPK戦で勝っていれば不滅の5連覇だったわけであり、
松下電器の勝利がなんとも皮肉な歴史となっています。

そうか、あれから18年も経ったのかと感慨深くなりました。
ちなみに、柏が勝てば33年ぶりだったそうです。

さて、試合ですが、試合開始当初は、柏が優勢に試合を進めました。
あわや先制というシュートをGK藤ヶ谷が片手で弾き出し、得点は入らず、
そのあと、ガンバも盛り返して、前半は0-0で折り返しました。

後半になって、柏は切り札のフランサと李を投入して試合を有利に運ぼうとしましたが、
逆に中盤の運動量が減ったのか、試合は終始ガンバペースとなりました。
この日、中盤で先発出場したガンバの寺田選手が何本かいい形でのミドルシュートを打ちましたが決まりませんでした。
こういう試合のあそこで、決められるようになると一皮剥けると思うんですけどね。
結局、ガンバはけが人が多く、選手交代を1人もぜずに90分を終えました。

そして、0-0のまま延長に突入しました。
観客席からは、
”寒くなる前に決めてくれればいいのに”
などどいう声も聞こえました。僕もそう思います。(苦笑)

そして、延長戦もガンバペースです。
しかし、両チームとも疲れて動きが止まりました。
延長後半になってさすがにガンバが動きました。
伴戸選手の投入でガンバの前線に活気がでました。
しかし、すでに全体的に動きが重く、残り時間も5分を切ってPK戦が頭をよぎっていた頃でした。
伴戸選手のシュートがDFにブロックされたところの跳ね返りを再びシュートして
ゴーール!
この1点では最近ではめずらしく伴戸の歓喜のガッツポーズしながらベンチに全力疾走するところに全員がこれまた全力疾走で駆け寄り、
ベンチの選手全員で伴戸選手を取り囲むという久々のかっこいい歓喜のシーンがありました。
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我慢してやっとつかんだ決勝点でした。
この日のガンバにはこれしか勝つ方法はなかったかもしれません。

そして、感動の表彰式での天皇杯授与シーン。

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この表彰式の流れと選手がビクトリーランで観客席に挨拶に来るシーンの光景は現地に観にいった人にしか味わえないことが多いです。
テレビは放送時間の都合でカットされますからね。
ここで、選手の喜びの顔が近くで見られるのがいいですね。

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しかし、延長に入った頃から日が陰り、寒くなっていたので体はガチガチに固まっていました。
あったかく、安く観戦できるのはテレビ観戦が勝りますね。

それにしても、アジアチャンピオンズリーグ(以降ACL)の出場権がかかった決勝戦でもあったわけで、
これでガンバ大阪は2年連続で、しかもディフェンディングチャンピオンとしてACLに出場できることになりました。
また、優勝してもらって、今度は、クラブワールドカップでヨーロッパのチームを負かして欲しいものです。