いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月19日⑧ シュツットガルト中央駅→ツーリストインフォメーション

いつものようにシュツットガルト中央駅のホームに降り立った直後に
駅名の看板前で自分の証拠写真を撮った。

シュツットガルト中央駅はヨーロッパの大きな駅の多くでそうであるように
どんづまりの駅であった。
(だから、同じ列車で次の駅に向かうときには向きを変えることになるのだ)

だから、地下のコンコースがあるわけでもなく進行方向の駅舎に向かって歩いた。

ホームの端まで来て、列車の先頭部分の写真を撮った。

イメージ 1


このあたりに切符の自動券売機が置かれていた。
日本の自動券売機とはかなり違っていて、
日本のように値段別にそれぞれボタンが別れているわけではなく
液晶画面との対話形式で画面に触れていくタイプのものだった。
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~kazyoshi/memo/deutsch/BriefAusDeutschland/Brief0301120403.html

しばらく、他の人の操作を見ていたが、この日は必要なかったので先を急ぐことにした。

すると、その近くにおもちゃの列車(ICE)が走っているジオラマがあった。
息子が喜ぶと思って、その様子をビデオに収めた。

駅の周りには既にこの日の「スペインvsチュニジア」戦目当てのサッカーファンでごった返していた。
その中にはちらほらと日本人の姿も見える。
日本の試合じゃないのに本当に日本人はどこにでもいる。
僕もその一人だから他人のことは言えないけど・・・
でも、いい雰囲気である。

それから「地球の歩き方」に書いてあったツーリストインフォメーションに向かうことにした。
ツーリストインフォメーションは駅前にあるはずだった。
通常大きな黄色いiのマークがそれを示している。
駅前を見渡すと、駅から見てやや左側にそのツーリストインフォメーションはあった。


小さめのスーツケースと別に持っていたバッグを抱えて移動した。
ツーリストインフォメーションはさしずめ日本の小奇麗な緑の窓口風のところで
当日のホテル予約で列を作っている人が10名程並んでいた。
その中の1/3ぐらいは日本人である。
見ているとやっぱり一人の人が多い。
前の人が空きホテルに案内されているのかどうか気になる。
いろいろ交渉しながら予約しているので、1人に10分ぐらい時間かかっている。
10人ぐらいいたが、窓口が2つあったので助かった。
窓口で案内されている様子をみると、何やら係の人が首を横に振る場面もあるものの
それは細かい条件のようでどこかしらのホテルには案内されているようだった。

列で待っていると、外の通りでサポーターの応援が聞こえてきた。

エスパーニャ、ドンドンドン。エスパーニャ、ドンドンドン」
スペインサポーター名物のManolo(マノーロ)おじさんの太鼓の音だ!
スペインサポーター軍団を率いて通りを練り歩いているようだ。
これぞW杯開催都市の雰囲気!

このマノーロおじさん、イタリア大会のときには
友人Hと一緒にローマの街中(トレビの泉かスペイン階段あたりだったかな?)で写真撮ったたっけ?

並んでいる間に街の地図とかトラムの路線図とかを調達した。
日本語のものも用意されていたので助かった。

そして僕の順番になった。

本日、一人で宿泊したい旨を伝える。
おばさん(お世辞にもお姉さんとは呼べないけど上品な感じ)がにこやかに
「あいにく、今日は試合日なので駅の近くは満室で駅から遠いところしかない。
トラムで20分ぐらいのところに1万2000円ぐらいのホテルがあるがそれでいいか」

と聞かれた。
この期に及んで安さを求めてもっと遠いところに行かされたりするのは面倒なのですぐさまOKした。
そうするとトラムの乗り場と乗るトラムの番号、それと降りる駅名とホテルの場所を地図でマークしてくれた。
とってもやさしい対応である。

ドイツ人は普段あまり笑わない人種と言われている。
それが今回のW杯の課題だったらしく、ドイツW杯のロゴのマークにも3人の笑っている顔が使われていた。
スマイルW杯を国中で演出して世界中からのサッカーファンをもてなすというのがコンセプトだったのだ。
このような対応であれば○である。

それから、ツーリストインフォメーションを出てトラムの乗り場に向かった。
一瞬、時間もないし面倒なのでタクシーにしようかとも思ったものの
あと2時間半ぐらいなのでなんとかトラムに乗ることにした。

イメージ 2

シュツットガルト中央駅正面