いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月19日⑩ シュツットガルト(ホテル→ゴットリーブ・ダイムラー・シュタディオン)

さてさて、これから「スペインvsチュニジア」戦を観にホテルを出るところなのだが、

肝心の観戦チケットがない。

早めに言ってゲットするべく、まずはシュツットガルトの中央駅に戻ることにした。

シュツットガルトの中央駅に戻る目的は2つあった。

1つ目は、ゴットリーブ・ダイムラー・シュタディオン(現メルセデス・ベンツ・アレーナ)への行き方が簡単になるということ。
駅からみんなが向かう方向に一緒に行けばいいのである。

2つ目は、余ったチケットを売りたい人やダフ屋は、まずは駅に集結しているということだった。


トルコ料理店で持ち帰りにした食べ物は夜食用にすることにして部屋に置いていくことにした。
そして、ニュルンベルクで買ったバッタもののスペインユニフォームに身を包んで出かけた。
帽子は青いままである。(アンバランス(^_-))

駅から来た通りにトラムで戻った。

イメージ 2


もう一度中央駅の駅舎内に戻ってダフ屋などを探した。
ちらほらと日本人がいたので、ちょっと声をかけてみた。

すると、その人は運悪く違う試合のチケットを詐欺氏に渡されたのだそうだ。
350EURO。(当時のレートで6万円ぐらいか?)
そうとうな金額である。
明日の「イングランドvsスウェーデン」戦と説明されたそうであるが、
違う試合のチケットだったらしい。
その人は自分もよく確認しなかったから迂闊だったと言っていたものの気の毒である。

こんなインチキには気をつけなければならない。

通常、こういう駅周辺にいると、誰彼となくダフ屋が声を掛けてくるものなのだが、
試合開始まであと2時間程度と迫っているからか
既にスタジアム周辺に移動したのか、ダフ屋はあまりいなさそうだった。

僕は駅はあきらめてスタジアムに向かうことにした。
スタジアムには地下鉄とトラムどちらでも行けるようだった。
チケットのサイドの色分けによってどれで行くのが最適かわかるようになっていたらしい。
地下に下りて、近くにいた係員に行き方を尋ねてみたら、チケット持ってるか聞かれ、
「持ってない」
と答えると
「じゃあ、乗車券がいるからここで買って」
と言われた。

しかし、試合を観るのだから僕はそれは必要ないしどうせ改札もオープンだし
乗車券は買わずにサポーターが流れる方向の地下鉄に乗った。
それからみんなが下りるところで一緒に下りた。
同じように行けばスタジアムには着くはずで不安はなかったのだが、
ダフ屋がいるところに出るかどうかが不安だった。

地下鉄を降りて、地上に出た。

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スタジアムまではまだ数百メートルあるようだ。

W杯の場合、通常の試合とは違って、かなりスタジアムから離れたところに
最初のゲートが設けられている場合が多い。
その場合、そこでチケットチェックと荷物チェックが厳重に行われる。

そこに辿り着く前にダフ屋に会えるのだろうか?