いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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岡田監督、TBSを取材拒否「カズ落選の理由は?」…(1/2)




どうやら、先週土曜日のスーパーサッカー(通称スパサカ)番組内でのインタビューが

気に入らなかったらしい。

「選考は監督の専任事項という確固たる信念があり、それを監督に当てたこと」

が不満だそうだ。




僕もその番組を見たけれども、一般ファンの疑問に答えて欲しいという趣旨で

今回の選手選考だけでなく、1998年フランスW杯時の三浦カズを外した理由を

聞かれたことでヘソを曲げているらしい。

確かに、放送内でも呆れ顔で

「もう、この番組の取材受けるのやめようかな。

この質問には1000回以上いろんなところで話したと思うんだけど、

単に日本が勝つために一番いいと思う選択をしただけ」

と言って不満そうにしていた。

おそらく、岡田監督が一番聞いて欲しくない質問なのだろう。

人間なのだから好き嫌いはあるし、嫌なことは嫌なんだろう。

ただ、なぜ今になってもこういうことを聞く人がいるのかというと

未だにサッカーファンや国民は納得いく説明をしてもらってないと思っているからに他ならない。

抽象的に「日本が勝つために一番いいと思う選択」というだけでは

具体性が何も無く、それで選考理由が通るのであれば、

いつの時代、どの選手を選出してもすべてこのコメントで済んでしまう。

聞く側はより具体的に質問して欲しいのだ。

例えば、

「中田を中心に考えていて、彼のパスに合わないから」

トルシエ中村俊輔を2002年メンバーから外した理由のように

「サブメンバーとしてベンチに座れることを容認できる選手ではないと判断したから」

とか、実際には選手間のメンタルな面も含めて明確な理由があるだろう。

当時のインタビューでは

「いろいろな戦い方を想定してメンバーを考えてもカズが必要な戦い方は想定できなかったから」

などというような趣旨で答えていたこともある。


僕はなんとなくだけれど、岡田監督は今でもあのカズ落選を後悔しているんじゃないかと思う。

だからこそ触れて欲しくないのだと思うのだ。

実際、あのときのメンバーで服部のように試合に使われなかったメンバーもいるわけだし、

監督経験も浅いころの出来事で頭の中がいっぱいいっぱいだったんだろう。



カズを落選させた理由、これは岡田監督自身でもかつては

「その理由は自分が棺桶に入るまで一緒に連れて行く」

と言っていたくらいだから絶対にこれ以上は口外しないだろう。



ただ、これでは面白くないので今一度、その胸中を探ってみようと思う。