いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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岡田武士監督就任



突然の加茂監督解任で急遽監督という立場に祭りあげられた岡田武士、

最初に協会幹部に監督就任要請を受けたときには、

次のウズベキスタン戦までの1試合限定で受け入れたそうだ。

自分は加茂監督に呼ばれた人間だから加茂監督が更迭された以上、

自分も身を引くのが潔しとの考えだったようだ。




さて、新監督の岡田監督はこの状況でどうやってチームを立て直すのか?

正確に言えば、どうやってこの場を切り抜けていくかで精一杯だっただろう。



迷走が始まった日本代表チームはウズベキスタンの首都、タシケントに移動した。

そして岡田監督は最初に選手を集めて言ったそうだ。

「既にこの予選をあきらめている奴は日本に帰ってくれ」

不退転の覚悟は出来ていたのだろう。


まず、岡田監督がやったことと言えば、かねてからチームを見ていて思慮していたのだろう。

中田英寿を先発組から外すことだった。

中田が試合で機能していなかったから外したのか?

それとも、練習態度などが気に食わなかったからなのか理由は定かではない。

僕もここまでの試合を見ていて、中田がいない方がチームが機能すると思っていた。

名波、森嶋などの選手とは中田はテンポが違うのである。

そのときのサブ組の練習で中田がこれまでよりも明らかに張り切って動いていたことは

川淵氏の発言によって明らかになっている。

岡田監督はこういう頑張りを求めているというのを中田本人が気づいていたのかもしれない。

監督が変われば選手の選出基準や理由も変わってくる。

敏感な選手であれば、監督の好みに合わせた振る舞いをするのだろう。