いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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オリンピック招致、広島・長崎共催案、五輪憲章では1都市開催の原則だけれども

オリンピック招致活動がさかんなようである。

結構なことだと思う。



日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事は、五輪憲章をよく読んで欲しいと言ったそうだ。

しかし、日本人にはまだ2002年ワールドカップでの記憶がまだ浅い。

ワールドカップでもあれだけ1ヶ国で行うと書いてあった規約を日本は信じて戦い、

直前になってFIFA会長のアベランジェの提案という形で共催にあっさり決まったのである。

FIFAもIOCも同じようなものだと考えるのが普通だろう。

しかし、市原則之専務理事はIOCはFIFAとは違うよという警告でもあるのかもしれない。


20数名のFIFA副会長などの投票で開催地が決まるワールドカップと違って、

オリンピックは100名程度のIOC理事の投票で開催地が決まる。

今週発売のサッカーダイジェストでも特集されていたけれども、

FIFAとIOCの組織の性格は違う。

現在の組織の性格はFIFAは儲け最優先の団体であるけれども、

IOCは必ずしもそうではないらしい。

やはり投票権を持つ理事への婦人への接待は絶対であるというし、

何がどう関連してくるかわかりにくいところもある。



しかし、「広島・長崎」という都市の名前は平和を強調する意味においてのインパクトは大きい。

サッカーなどはいつもいろいろな都市で試合が行われるし、共催は可能ではないかと思う。

どちらにしてもがんばってほしいものだ。