いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

インテルついにCL欧州制覇!

ついにインテルがヨーロッパチャンンピオンズリーグで優勝した。
 
僕も世界中にいるひとりのインテリスタとして素直に喜びたい。
欧州制覇は45年ぶりというから多くのインテリスタは初めての歓喜となったことだろう。
 
カール・ハインツ・ルムメニゲ
の誰もがも成しえなかった欧州制覇の野望をついに一人のポルトガル
ジョゼ・モウリーニョがもたらした。
 
 
それにしても、モウリーニョの戦術も素晴らしいし、その戦術をいとも簡単に遂行できる選手も素晴らしい。
守備的な戦術でも勝つためであればりっぱに意思統一されているからである。
日本だとこういう戦術を取ると、「勝っても意味がない」とか「将来につながらない」
などという選手やサポーターがわんさかいそうだからだ。
 
今回のCLではグループリーグのインテルの戦いを見ている限り優勝は程遠いと感じたものだ。
グループリーグ最初のホームのバルサ戦は一方的に守勢に回っていたし、
その後も不安定だった。
決勝トーーナメントに入ってからチェルシーを破ったあたりから調子がでてきて、
最大の山場、準決勝のバルサ戦では2戦通じて見事な戦いぶりだった。
単純に考えて力が上のバルサに対して、これしかない勝ち方を出来たからだ。
 
はやく、日本でも今の選手の質と相手選手の質や相手との力関係で
そのときそのときの状況に合わせて臨機応変に対応できるようになって欲しいものだ。
 
 
この試合、関心したのはモウリーニョの戦術や戦い方だけではない。
ディエゴ・ミリートの技術の素晴らしさだ。
2点とも日本のストライカーであれば点にはなっていなと思われる。
 
キックフェイントを入れてGKを寝かせてからの冷静な浮き玉のシュートで1点。
右足で打つと見せかけて縦に切り返し、抜いた後も左足でななく、右足でGKを巻くようなシュートで2点目。
これを見ていたら、かつて同じインテル所属、アルゼンチン代表で
横浜マリノスJリーグ初代得点王を獲得した
を思い出した。
彼も利き足は違うものの同じような切れのあるフェイントでゴールを量産していた。
やはり、同じアルゼンチン人、同じようなプレーのイメージを持っているのだろう。
僕にとってはディアスと言えば’79ワールドユース日本大会の得点王であり、
’82スペインワールドカップでの活躍、とくにブラジル戦でのシュートが印象深い。
 
 
さて、そんな今回のCL決勝だった「インテルvsバイエルン・ミュンヘン」であったが、
今回のインテルはイタリアのチームでありながらイタリア人選手が一人も先発せず、監督も外国人。
そんなチームが優勝したことはヨーロッパサッカーのグローバルさを痛感せずにはいられない。
インテルはチームの成り立ちからして外国人のチームではありますが・・・
 
両チームのエースはロッベンナイデルというオランダ人であり、
2年連続CLを含む3冠を達成したエトオカメルーン人だ。
ワールドカップで日本と対戦するチームにはそんな選手がいるのだ。
普通に考えてもE組はオランダ、カメルーンが本命だろう。
 
それと、やっぱり今回のワールドカップではアルゼンチンは要注意だ。
組み合わせや日程も恵まれているし、選手の質はスペインやブラジルに劣るものではないからだ。
 
 
最後に
ただただ残念なのはインテルのユニフォームのメーカーがウールシュポルトアンブロの時代ではなく
ナイキになった今になって優勝したことである。
 
それと、せっかくインテルがCLに優勝して日本でトヨタカップに来るときのためにと
集めていたインテルグッズを生かせないことである。
来年からはまた日本開催なのに肝心の今年はUAE開催なのである。(;´д` ) トホホ