いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日本サッカー、歴史的勝利で決勝トーナメントへ!

まさに歴史的勝利だ!

(なんかスポーツ新聞の見出しみたいにだな)

日本にとってまさに完璧に近い戦いだった。

前記事で日本の武器であるフリーキックを生かせと書いたが、
まさにそのとおりの展開になった。

本田のフリーキックは同じような位置からUEFAチャンピオンンズリーグのセビリア戦でも
決めているだけに、世界のサッカーファンは偶然とは思わないだろう。
実力をまさに世界中に示したフリーキックだった。

これでデンマークはさらに前に出なくてはいけなくなった。
そして狙い通り相手ゴール前でまたもファールをもらう。
デンマークの選手も世界中のサッカーファンも誰もが本田が蹴ると思ったことだろう。
しかし、ここでもう一人のFKのマエストロ、遠藤がカーブをかけて決めた。
さすがにこの2点目で決勝トーナメントを現実的にイメージできた。

今大会はフリーキックがあまり決まっていないだけに、ここで日本の技術を世界に示すことが出来たのは良かったと思う。

中田英も言っていたように、2点もリードするとレフェリーは試合をコントロールするために退場かPKを取る傾向が出てくる。
予想通りPKを取られたが、これが後半の遅い時間だから助かった。
さらに終了間際の岡崎のとどめの3点目も良かった。
まさに完勝である。


この勝利の要因を考えてみる。

1.まず、守備の強いデンマークに対し、試合開始から日本が引き分けでいいシチュエーションで戦えたこと。これで、デンマークは前に重心を置かざるを得ず、日本が攻撃するスペースができていたということ。もし日本が勝たなければいけないシチュエーションだったらこう簡単には行かなかっただろう。

2.次に、試合開始早々デンマークの攻撃をなんとかしのいだこと。右に来ると予想されたロンメダールが真ん中に入ることでマーク役の長友の位置取りが難しくなり混乱を招いていたからだ。

3.ヨン・ダール・トマソンが廃人がかってたこと。
  僕はトマソンはもともと大好きな選手だが、さすがに年齢的なものもあり、小野伸二とフェイェノールトでやっていたり、ACミラン時代の彼ではなかった。もし彼があの頃のトマソンならPKだけじゃなく2点ぐらいは取られていただろう。それにしてもPKでデンマーク史上最高得点記録に並んだのは良かった。

さあ、次はパラグアイ戦である。
はっきり言って強い。過去の対戦成績でもあまり分が良くないが、優勝経験国というわけではないのでなんとか勝って欲しいものだ。
中3日の休養日でどこまで回復するか?そこがポイントである。