いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

日本代表次期監督は誰がいい?

日本の次期代表監督には誰がなるのかを考える前に
そもそも日本代表監督はどうやってきまるのか?

これがそもそもよくわからないのですねー。
この件については過去にもいろいろないきさつがあって
サッカージャーナリストからもサポーターからも格好の協会批判ネタになってますね。


サッカー協会には技術委員会とか強化委員会とか名称は変わりますが、
そのときどきで代表チームの評価や支援を行う組織がありました。

そういう部署が代表監督を決める権限があったかというとそうではなく
あの有名なネルシーニョ事件のときのように結局は会長の独断で決められてきた
背景があります。

ジーコのときにも最後には川淵さんの「ジーコには聞いてみたの?」
という一声からジーコに決まった背景もあります。



そして、今回ですが、今回は犬飼会長とブッフバルト氏のつながりから
早くからブッフバルト氏内定との報道もありましたが、
これはガセネタだったようです。
技術委員会の原氏は今回全面的に監督選びでリストアップと推薦を任されているようです。
そして、最後にはその中から契約金とか諸条件に合う人と交渉して
ある程度まとまれば犬飼会長か幹部会?理事会?での承認という形になると思われます。


どうやら今回は原氏の個人的な好みがかなりのウェートを占めそうな感じを受けます。



さて、そのリストアップされている人にはどういう人がいるか
最近の報道の中からあげて見ましょう。

アーセン・ベンゲル 現アーセナル監督、元名古屋監督
ラファエル・ベニテス 前リバルール監督
ホセ・ペケルマン 元アルゼンチン代表監督
マルセロ・ビエルサ 現チリ代表監督、元アルゼンチン代表監督
ビセンテデルボスケ 現スペイン代表監督
グレゴリオ・マンサーノ 前マジョルカ監督
オズワルド・オリベイラ 現鹿島監督
ギド・ブッフバルト 元浦和監督
ドゥンガ 前ブラジル監督

まあ、錚々たる人物があがっていますね。
まず、実績面から考えると
ワールドカップを制しそうなデルボスケ
UCLを制したベニテス
ワールドユースを3度制したベケルマン
五輪を制したビエルサ
あたりだろうか?

日本での実績ということではベンゲルオリベイラブッフバルト
ということになる。

僕は個人的にはとにかく次のワールドカップでベスト8以上から優勝までを
狙える人がいいと思います。
よく、継続性とか言われますが、それは無理だと思っているので
そのときどきで最適であり、諸条件に合うベストは難しいので
よりベターな人を選んで欲しいと思います。

日本の場合は育成とトーナメントでの勝負勘というか勝負師の面の両面を
持っている人が求められます。
そういう意味ではベンゲルなどは勝負師としての面で物足りなさが残ります。

さあ、誰がいいんでしょうか?

最後に僕がリスト外で気になっている人を挙げておきます。

オットマー・ヒッツフェルト 現スイス監督
この人はドルトムント時代にユベントスとのUCL決勝を戦いましたが
このとき劣勢と予想されていたにもかかわらず見事な作戦でUCLを制しました。
勝負師タイプですが、好きな監督です。

そして、日本人ならやはり西野氏が挙げられます。
日本人監督でというのはやはり世界に対して日本人の誇りのようなものを示せます。
西野氏はアトランタ五輪でのように守備的に戦って勝負に徹することもできますし、
ガンバでのように攻撃サッカー志向もあります。
西野さんが監督になればコーチには山本昌邦さんあたりが就くんじゃないかと
想像されます。

誰がなってもアジアカップではオシムのときと違って本気で優勝を狙って欲しいと思います。