いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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いつかこの黄金のトロフィーを日本が掲げるときが来る

ワールドカップの決勝、多くの方がご覧になられたことと思います。

NHKの放送では試合前、前回優勝国イタリアのカンナバーロ
ルイ・ヴィトンのケースからFIFAワールドカップの黄金のトロフィーを
出したとき、NHKの放送では

野地アナ「いつかこの黄金のトロフィーを日本が掲げるときが来ると信じていいですよね」

山本昌邦「はい、必ずそういう日がやって来ます」


このやり取りを聞いてちょっと感慨深くなっていました。

同じようなやり取りが28年前のスペイン大会の放送でされていたからです。

それは開幕戦の前の会話でした。

(たぶん)波佐間アナ「残念ながらこの大会にまだ日本が出場したことがないんですよね」

松本育夫「ええ、でも、いつか必ずこの素晴らしい大会に日本が出場する日がやってきます」


これを聞いていたときの日本のサッカー界と言えば日本リーグは閑古鳥が鳴くほど観客は少なく、
日本代表はアジア予選の1次予選で敗退していました。
ちょうど若返りをして、都並、木村、金田、風間などのテクニシャンを起用したものの
香港で行われた北朝鮮戦で健闘むなしく敗れ去ったのです。

その頃は日本代表の試合と言えどもテレビ放送もなく結果でさえもわかりづらかった時代です。
スポーツニュースでさえ映像付きで予選の結果を流さなかったような時代だったと思います。
そんな時代であってもアルゼンチン大会の放送で一定の人気を集めたワールドカップ放送を
NHKがしてくれたような時代でした。

確かにあの頃から考えると、日本にプロリーグが出来てスタジアムが満員になることも想像も
出来なかったし、自国でワールドカップが開催されるのも夢物語、そんな時代の
放送でのやり取りが今でも印象に残っています。

そして1997年11月15日ジョホールバルでの激戦に勝ってワールドカップの出場権を
獲得したのです。
翌年のフランス大会に初出場を果たしたときにはそのやり取りを聞いてから16年の歳月が過ぎていました。
ワールドカップでは4大会分にあたります。


それから考えると今回の「トロフィーを日本が掲げる日」は今から16年後として2026年ごろでしょうか?

もし今年の年末、2022年の開催地が日本に決まったとしたら、
4年早く2022年の自国開催で日本国民熱狂の中、
今、ハイティーン年代の選手がFIFAワールドカップの黄金のトロフィーを掲げる日が
来るんでしょうか?

やっぱり自国開催というのは特別なワールドカップです。
盛り上がりも違います。
そんな中で日本が快進撃をして優勝する姿。
考えるだけでも胸が熱くなります。