いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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これが私のワールドカップ名場面!(2)…8位

8位 パラグアイカルドソのPK


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     決勝トーナメント1回戦の「日本vsパラグアイ」戦のPK戦で最後のPKキッカー
     がパラグアイカルドソでした。
     この選手、後から伝わった話しによるとよくPKをふかしてしまい、
     失敗することが多いそうで、パラグアイ国民はみんな外すと思っていたらしいのです。
     その日本戦のPKでGKの川島はゆっくりとした助走に耐えきれなかったのか
     やや早く動いてしまったために、GKの動きを見て冷静に逆サイドに決められて
     しまいました。僕はこのとき、日本はどのくらいパラグアイ選手のPKキッカー
     のスカウティングが出来ていたのか気になっていましたが、後日、川島が帰国後、
     フジテレビの「すぽると」に出演したときフローラン・ダバディさんがそのことを
     尋ねると、ほとんどPKキッカーの情報はなかったと川島選手が答えていました。
     これが1つ目のショックでした。
     PK戦に強いドイツであれば絶対に調査していただろうと思ったのです。
     これは敗因の1つだったと思います。
     
     これとセットで印象深いのが決勝トーナメント準々決勝での
     「パラグアイvsスペイン」戦でのことです。
     こちらの試合では試合中の後半にPKをもらいパラグアイに先制のチャンスがきました。
     PKキッカーはカルドソ
     しかし、このときはスペインGKのカシージャスはキックされるまで動かず、
     カルドソはしかたなく?強いボールを日本戦とは逆サイドに蹴り込みました。
     それをカシージャスは見事にブロックしたのです。
     僕はこれを見て、カシージャスは日本戦のPKを分析していただけではなく、
     カルドソの普段のPKまでも研究していたのだろうと想像しました。
     これを決められていればスペインの優勝はなかったかもしれません。
     日本に足りなかったものが1つ見つかったと思いました。