いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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壁紙剥がしのさじ加減

久々のリフォーム記事です。
今まで「家づくり」書庫でひとまとめにしていたものを、書庫を増やしてばらしました。

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基本的な道具を買いそろえたところで、本格的な壁紙剥がしが始まりました。

最初に無造作にビニルクロスのビニル部分を剥がしたところまでが前回でした。

このビニル部分だけを剥がすのは簡単なのですが、このときにはまだ下地の白くて薄い紙が
石膏ボードに張り付いたままになっています。

塗り壁を行う際にときどきビニルクロスの上から塗るような例がありますが、
あれ、はっきり言って塗り壁にする意味がほとんどないと思います。

ビニルクロスの上から塗ったのであれば、塗り壁の調湿機能も望めませんし、
ビニルクロス自体に含まれる可塑剤も残りますし、有害な糊も残ったままになりますので
シックハウス対策にもなりません。

そこで、残った薄くて白い紙を無造作に剥がしてみました。

イメージ 1


上の写真で剥がしたところが石膏ボードそのものに張り付いている紙まで中途半端にめくれてしまってるのがわかると思います。
最初、これを見て思ったのは、この状態の上にタナクリームを塗ると土色のアクが下からしみてくるのではないかということでした。
以前、親戚の家でタナクリームを塗ったときに、同じ状態の壁にシーラーなしでタナクリームを塗ったために後日アクが出て再度塗り直したという話しを聞いたことがあったからです。

この状態ではアクがしみだしてくると思い、ビニルクロスと石膏ボードを綺麗に区別して剥がすために刷毛で壁面を濡らして丁寧に剥がしていくことにしたのです。

イメージ 2


刷毛で濡らしたところをスクレーパーで丁寧に上紙だけ剥がします。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/w_cup_win/20191104/20191104135502.gif

イメージ 3


そうすると、石膏ボードの紙の上に糊が残ります。
建売業者が残していった状態のビニルクロスには「ノンホルマリン」の記載がありましたが、
実際これはなんの意味もありません。
ある基準値以下だとこの表示を付けられるようになっているようで、
実際、糊からは臭いがでていますし、無害だという保証はありません。
フォースターなんてまやかしです。

ということで、さらに残った糊を丁寧に剥がします。
再度、刷毛で表面に水を付けて、スクレーパーで丁寧に糊を取っていきます。

イメージ 4


このような作業を地道にリビング全面に行うのです。
これは本当に骨の折れる作業でした。
実際に壁を塗る作業の何倍も大変です。

こんなのに比べれば新築のとき石膏ボードに塗り壁をするのなんか楽なもんです。

で、・・・この作業には後日、大変なオチがありました。
それは後日・・・