いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日本vs韓国 ありそうでなかった!日韓サッカー徹底比較/著:吉崎エイジーニョ


「日本vs韓国 ありそうでなかった!日韓サッカー徹底比較/著:吉崎エイジーニョ」
を読み終えました。
この本はサッカーを通して日本と韓国を比較し、隣国の韓国を知ろうというものです。

KARAや少女時代、韓国ドラマなどへも言及し、徹底比較しています。

著者の吉崎エイジーニョさんはサッカーファンなら知ってるでしょうけど、
一般に人は知ってるでしょうか?

サッカージャーナリストとしては日本を代表する韓国通として知られ、
サッカーマガジンやNumberなどにもコラムを書いたりしています。

韓国では日本の情報はあふれているのに、日本で韓国の情報は少ないです。
かつて日本ではアメリカの情報はあふれているのにアメリカでは日本の情報が少ない
ということと似ています。

まあ、芸能面ではかなり日本でも韓国の情報が入るようになりましたが、
サッカーではまだまだです。


古い話になりますが、日本がまだワールドカップに出場できなかった頃、
一番ワールドカップに近づいたと言われた1986年の日本と韓国で勝った方が
ワールドカップ出場という最終予選時のことです。

当時の韓国では、街を歩いているその辺のおばちゃんに聞いても日本代表選手のプレーの特徴
をすらすら言えたそうです。
片や日本はどうだったかと言えば、よほどのサッカーファンでも知ってる選手はと
言えば、チェ・スノ、ビョン・ビョン・ジュ、パク・チャンスンあたりであり
韓国選手それぞれのプレーの特徴など知ってる人はほとんどいなかったと思います。

実はこの傾向は今でも続いています。
それはメディアの数自体が少ない韓国では、対日本というと過去の歴史から
過剰にどのメディアも報道するから国民みんなが知ることになるのでしょう。

対する日本は韓国より世界の名選手の情報の方が数字が取れるため、
どうしても韓国の情報自体の露出が少なくなります。

それにしても、こういう本は面白いです。
一気に読めてしまいました。