いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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五輪のメダルはいらないのか?

今回の五輪代表の登録メンバー発表に日本国民はどんな感想を持つのでしょうか?

まずは香川の選出漏れから考えてみましょう。

今回はFIFAが23歳以下の選手を五輪代表に選出した場合、クラブ側はそれを阻止できないという通達を出していました。
それにも関わらず香川は選出されませんでした。
原委員長の弁によるとフル代表とクラブに専念させたいとのことですが、おそらく本当のところはそうではないでしょう。

推測ですが、マンチェスターユナイテッドが移籍契約の条件として五輪に出ないことを含めていたのでしょう。
これを香川本人が呑んだと思われます。

既に連携の取れているドルトムントに残ってもアジアカップの怪我で痛い目にあってるで拒否されたかもしれません。

どちらにしても香川本人の問題です。
五輪にでても、どこかの強豪チームからのオファーはあるでしょけど、このタイミングでマンチェスターユナイテッドにどうしても入りたかったのでしょう。
これはヨーロッパにおける五輪サッカーの地位が低いことに起因していますから、香川本人だけ責めることはできまんが残念です。

オーバエイジに関して言えば、
弱いポジションの補強をしたということは評価できますが、
最高の補強をしていないことだけは確かです。
現代表の吉田はさておき、あとの二人は単純に選べる人を選んだというだけです。

徳永のポジションなら長友が最高ですし、GKなら楢崎、川島あたりが出てこないとおかしい。
しかし選手の方から
『若い選手の方が…』
なんて言葉が出てくるところがなんとももどかしいです。


もう、サッカー界全体で五輪サッカーのメダルをどうしても取りたいという意志は感じられません。

これはクラブ側への罰則規定がないこともあるでしょうし、
何と言ってもIOCとFIFAの調整不足だとも言えます。

五輪サッカーの期間はヨーロッパのクラブはただの練習期間です。
公式戦と重なるわけでもないのに出場しないというのには何とも納得できまんせん。

確かに影響はあるでしょうが、FIFAはUEFAも巻き込んで選手の派遣を拒んだらチャンピオンズリーグの出場権剥奪とかそこまでの罰則規定を設けてもらいたいものです。