いつもは、サッカーの放送にかけては一番うまいと評価しているWOWOW。
先日のウクライナvsフランス戦の豪雨での中断時の対応ではTBSと差が出ました。
両方の局で同じ試合を放送してたのですが、
まず中断時の時間の使い方に差が出ました。
WOWOWは現地実況なので大好きな柄沢アナウンサーが放送ブースのずぶ濡れの状況を伝えてくれたのはいいのですが、1時間もの中断時間をあまり飽きさせないような工夫はありませんでした。
かたやTBSはまずは芸人である加藤浩次さんが巧みなトークでゲストと楽しい話しでつないでくれます。
それから、過去のEUROのゴールシーンや今大会のハイライトシーンなどを急いで準備して放送してくれました。
加藤浩次さんは昔からのサッカーファンなので我々サッカーファンと同じくマニアックな会話ができるのでこちらも退屈にならなくて済みました。
しかし、この2局の決定的な差は
試合再開後の時間延長方式にあったのです。
地上デジタル放送になってから、スポーツ番組などで放送枠が延長されると録画もそれに合わせて延長してくれます。
今回、TBSではこの延長方式によって録画は正常に行うことが出来ました。
しかし、WOWOWではその後に、イングランドvsスウェーデンの試合を同じチャンネルで放送することになっているので、こちらの録画に関してもキチンとやってくれるか心配で3時ごろからはWOWOWを生で観ていました。
中断による時間延長は後のイングランドvsスウェーデン戦に被ってしまうことが確実だったのです。
そして、最初の終了時間の終了間際になって説明がありました。
『次の番組の放送枠の中でこの試合をそのまま放送します』
とのこと。
すると心配した通り、その時間に録画が延長されず、切れてしまいました。
これは、ウクライナvsフランス戦の放送枠を延長したのではなく次の番組の信号が発信されたろのと思います。
僕は生でこの状況を注視していたので直ぐに手動で録画ボタンを押して被害を最小限に抑えることが出来ましたが、
予約録画の設定をして寝ていた人は録画されていた試合をあとから見て、途中で録画が切れているのを見てボーセンとしたことでしょう。
まだ、午前中にこの録画を確認した人はいいです。
午後からの録画放送の方を再度、録画し直せばいいわけですから。
なぜWOWOWはこんな失態を演じたのか?
おそらく相当数のクレームが舞い込んでいるものと思われます。
今時の録画機の機能ぐらい知っているはずだから、
こういのは勘弁して下さいな。
WOWOWさん。