今朝のB組の2試合はかなり微妙な状況でした。
後半の30分くらいの状況で
ポルトガルがオランダに対して
2‐1
でリードした状況の時のことです。
このとき、ドイツvsデンマークは
1‐1
の同点でした。
ドイツは既に2勝して勝ち点6としていましたが、
この時点でポルトガルは勝ち点6で並んでいたわけです。
ドイツはポルトガルとの直接対決に1‐0で勝っているので
ポルトガルより上になるわけですが
もし、デンマークに敗れるとそうはなりません。
なぜなら
デンマークとポルトガルとドイツがお互いに3すくみになってしまい
この3チーム間での当該成績を比較することになるからです。
案の定というか、このときデンマークのビッグチャンスがありました。
ヘンドナーがロングボールに合わせてボールを何とか触ったのはいいですが、このときドイツのDFがシャツを引っ張っていたのです。
もしひっばらなければもっときっちりミートして逆転していてもおかしくないプレーでした。
しかし、笛はならず。
もしこのときPKとなり得点となっていたらデンマークが逃げ切っていた可能性大だったと思います。
そうなっていたら
ドイツ:勝ち点6
デンマーク:勝ち点6
ポルトガル:勝ち点6
で並びます。
当該成績の得失点差も3チームともに±0
すると、当該チーム間の得点で決まります。
ドイツ:2
デンマーク:4
ポルトガル:5
で
1位:ポルトガル
2位:デンマーク
となっていたのです。
結果的に3連勝ということで圧倒的に見えるような結果ですが
実は薄氷を踏むような勝ち抜きだったのです。
ドイツは主審の判定によって救われたのです。