やっとこさ、グループリーグが終わり中1日の休みで
観戦者もメディアの人も一息つけました。
今夜からはいよいよ決勝トーナメントに入ります。
この時点での予想をしてみます。
本命:イングランド
対抗:フランス
です。
D組の2チームがとても状態がいいように思えます。
まず、イングランドですが、
何と言ってもホジソン戦術が今のイングランドにマッチしています。
守備をベースにしてカウンターで点を取るようなスタイルです。
もともとイングランドというチームは伝統的にイマジネーション豊かに相手を崩すというチームではありません。
フィジカルを生かして戦うチームなんですね。
今のストロングポイントは
強い守備、ジェラードの正確なミドルパスでの展開力と矢のようなミドルシュート、
ルーニーのイマジネーション豊かなプレー、卓越した得点力
です。
これを、カウンター気味に生かしていく。
それと地味ですが最近のイングランドにしては久々にGKのハートの出来がいいことです。
この方法の方が失点を減らせますし、
得点チャンスも増やせます。
ただし、相手に先制されるとちょっと難しくなりますがキャロルというターゲットがいるのは強みでしょう。
あとは主要国際大会での勝ち癖がないことがデメリットです。
今回は前評判が低かった分いい方に出ていると思います。
次にフランスですが、
スウェーデン戦は負けても突破できた状況でしたので参考外です。
みんなフィジカルが強いです。
このチームはリベリーのチーム。
彼こそがすべてと言っていいぐらいのチームです。
わかっていても止められない。
ベンゼマもまずまずです。
ということで
決勝は
フランスvsイングランド
と予想します。
他のチームにも触れておきましょう。
チェコ:ロシツキがいないと勝てるチーム。14番の選手(ちょっと名前忘れました)の活躍で勝ち抜けてきました。
ポルトガル:C.ロナウドが乗ってくるとどこまで行くかですが、準決勝ではフランスに止められると思います。
ドイツ:審判の判定に助けられて辛くも勝ち上がってきたチーム。あとは運頼みといったところ。
ギリシャ:ドイツよりもいい状態と見ますが、カラグーニスがドイツ戦に出られないのが痛い。2004年の再現も可能性ありと見ています。
スペイン:ここもドイツと同じように審判の判定によって辛くも勝ち上がれたチーム。とてもフランスには勝てないでしょう。
イタリア:イングランド、フランスに次ぐ3番手と見ています。イタリアがあそこまで攻撃的にいくと守備に一抹の不安があります。とくにキエッリーニのけがが致命傷と見ています。
今晩からまた、極上のときを過ごせますね。