準決勝『ポルトガルvsスペイン』はまたもやスコアレスドローでのPK決着となった。
しかし、僕は延長戦やPK戦になればポルトガルには勝ち目がないと思っていた。
それは勝ち癖がついているチームとそうでないチームとの差が出ると思ったからだ。
漠然としているが、そういうものだから。
内田篤人の『僕は自分が見たことしか信じない』にも書かれていたことだ。
ほとんど力の差がないチームが戦っているのに勝つのはいつも同じチームになる。
どうしてこのような差が出るのかと考えたそうだ。
自分で出した結論は゛勝ち癖゛がついているかどうかということだと。
いつも勝っているから最後には必ず自分たちが勝つイメージをみんなで共有できているので強いのだと。
今のスペインは4年前にイタリアにPK戦で勝ってからずっと自分たちが負けるはずがないという気持ちで戦えてることが競り合った試合でも負けないことにつながっている。
PKでも1人目のシャビ・アロンソが止められてもまだ逆転できると信じられるのだ。
これは日本がアジアで戦うことでも同じだ。
ポルトガルとすれば再三あったフリーキックをC.ロナウドが決めなければいけないし、90分の決定機でも決めていなければいけなかった。