いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

「その日のまえに」・・・ひこうき雲

重松清さんの
「その日のまえに」
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/w_cup_win/20191104/20191104143023.gifを読み終わりました。

今回は1週間で読み終わりましたので早い方でした。
読書は基本的に通勤電車の中でするのですが、読み始めて数ページすると本を開いたまま寝ていることが多いのでなかなか進まないんです。
それでも読みやすい本はなかなか眠くならずにスイスイ読めますし、展開が遅い本はすぐに寝てしまいます。
今回は1週間でもスイスイの部類に入ります。

友達などは小説などはほとんど一晩で読み終えるといいますが、それはまずないですね。
大体夜は睡魔に勝てないし、読むのもかなり遅い方ですから・・・

そういうのはさておき本の感想に入りましょう!



前に読んでいたのが、島田荘司氏の
「眩暈」
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/w_cup_win/20191104/20191104143023.gifでしたから、コテコテの新本格ミステリーを読んだ後ということで
最初はかなりすがすがしい気分になりました。

本はそれぞれ別々の物語がパート別に描かれています。

ひこうき雲/朝日のあたる家/潮騒/ヒア・カムズ・ザ・サンその日のまえに/その日/その日のあとで





今は大人になって家族持ちの男性が、
ガンリュウという小学校6年時の生意気だった女の子が小児がんで亡くなったことを思い出す物語。

子供心の細かい描写と大人になってからの心境をリアルに表現できてるなと感心します。
やっぱり自分が子供の頃に重い病気を患っていた女子とか小中学校のときに
クラス内ではないですが、学校内で亡くなった生徒がいたことなどを思い出しました。
それと、クラスメートの女子が盲腸の手術で入院していたときにお見舞いに行ったことなど
そういうことを思い出してしまいました。

それと子供の頃やはり「ひこうき雲」を見ることに憧れていたことも同じ気持ちでした。
うちの田舎ではやはり空港が近すぎることと、基本的にプロペラ機なのでひこうき雲
見ることがなかなかなかったことを思い出しました

この本に書かれた内容から、どうしてもユーミンの「ひこうき雲」を思い出してしまいました。