いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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イバタ!イバタ!

今日はWBC台湾戦があることはわかっていたので
帰りの電車内でワンセグで途中経過を見ていると
どうやら0-1で負けてるらしい。

ワンセグも電車内ではあまり安定して映らないため途中で見るのをやめて
帰宅してみると、まだやっていいた。

その時点で1-2で日本の攻撃中。
息子がまだ起きて見ていた。

すると坂本のショート強襲のヒットで同点に追いついた。

しかし、次の中田のところが肝心だと思っていた。
ここで一気に逆転打を打てるかどうかで選手の価値、試合の行方も決まるのだが
やっぱり凡退。

案の定、その裏に田中のまーくんが3連打でまたもリードを許してしまう。
このとき見ていて最初から玉が走っていないように見えた。
やはり精神的なものか?どうも勢いに乗っていない。
これが、リードして迎えたのであれば気が楽だったかもしれないが、
同点止まりだったことでその気持ちが腕に思い切りがなくなった原因だと思う。

あそこは、前の回までの好投があったものの、あの球筋と田中の精神的な弱さを
考えれば最初のヒットを打たれた時点で交代だったと思う。
監督の山本浩二がわからなければ投手コーチの東尾氏の助言があってもよかったのでないか?
野村勝也さんなら間違いなく代えていたと思う。

それでもあの1点取られてから追加点を許さなかった粘りは大したもので
これはひょっとすると?と思わせるものだった。

そして最終回。
2アウトから盗塁というリスキーな作戦もあった中で、
2ストライクと追い込まれてから同点打を打った井端はさすがというしかない。
ドラゴンズファンとして誇らしい!。




9回裏もピンチをしのぎ、延長へ。
そして、楽な場面では中田が犠牲フライを打ってくれて勝ち越し。

10回裏も杉内がピンチを迎えるものの、やはり一流ピッチャーなので最後はゲッツーを取って
ゲームセット。

久々に野球で興奮する試合を見せてくれた。

年々、他国のレベルも上がり、日本も簡単には勝てなくなってきている。
しかし、思い返してみれば、第一回、第二回の過去連覇したときもスレスレの勝利や
敗戦を乗り越えて優勝を勝ち取っている。

粘りや緻密な野球でディテールを詰めて勝利を手繰り寄せるのが日本の野球である。
それにWBCのような絶対負けられない短期決戦は日本向きとも言える。
高校野球で1回負ければ終わりという野球に選手だけでなく国民も慣れているのだ。
それがあるから4番バッターでもバントとか、スクイズとかしても国民全体で納得できるからだ。

昔、長谷川投手がメジャーリーグに行って日本の野球を考えたときのことを
インタビューで語っていて、高校野球などで連投、連投で肩を壊したりとか
全然良くない習慣ではあるけれども、絶対負けられない状況の中で1戦必勝で
戦っている経験というのはそれはそれで貴重なのだと言ってました。

これで、オランダに負けてもチャンスが残ることになる。
しかし、負けるとキューバや台湾に配水の陣での戦いを迫られるので
マエケンの快投でオランダに快勝して決勝ラウンドへ進出を決めて欲しいものだ。

目指せ!3連覇。