いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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犬吠里美登場!

またまた、島田荘司の作品を読み始めた。アトポスの次は
龍臥亭事件
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これまた、超長編作品である。
最初、図書館で予約して借りてみたら辞書より分厚いものが出てきて、さすがにこれでは通勤の行き帰りで読むのは大変だと思い文庫版を借りなおした。
文庫版は上下巻が別々になっているものの、それぞれ500ページ超ある。
結果として1000ページ以上あるのだ。

またまた、本格ミステリーたるべく書かれた作品であると思われる。
このころの島田荘司氏はとにかく本格たるべく
・ページ数が多く
・詳細な描写
・本編の流れとは関係のない雰囲気の描写
などなど、こだわりがわかる。

この作品では新しいヒロインが登場する。

犬吠里美

である。

これまで、この名前の女性が出てくることはわかっていたし、のちに「犬吠里美の冒険」なる作品も書かれることになるので、そのイメージは活動的なさわやか系の美人だと想像していた。

今、まだ序盤を読んでいるもののやっと犬吠里美が登場した。
高校生の美少女としての描写であるが、イメージとは違い
島田荘司作品にたびたび登場する掘りの深いシャープな顔立ちの美人なのだ。

なぜ島田作品にはこういうモデルばりのシャープなまばゆい美人ばかり登場するのだろう?
よっぽどこういう傾向の女性が好みなのだろうか?
それともこういう女性に痛い目に遭ったのか?
「飛騨高山殺人行1/2の女」
「サテンのマーメイド」
松崎レオナ
など
これまでの作品でも同じようなタイプの美人が登場している。
里美ちゃんだけはさわやか系でいてほしかった(・_・;)

本格ミステリーを読むのになんて期待をしながら見てるんだろ(^_^;)