３位決定戦「ウルグアイvsイタリア」 - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

イタリアは本当にＰＫ戦が好きなチームだ。
決してＰＫ戦に強いとは言えないのにイタリアはＰＫ戦に懲りない。

近年のワールドカップでは
’９０イタリア大会準決勝でアルゼンチンにＰＫ負け
’９４アメリカ大会決勝でブラジルにＰＫ負け
’９８フランス大会準々決勝でフランスにＰＫ負け
’０６ドイツ大会決勝でフランスにＰＫ勝ち
この時代にイタリア代表を過ごしたマルディーニやロベルト・バッジョはどう思っただろうか？

近年のＥＵＲＯでも
’０８スイス・オーストリア共催準々決勝でスペインにＰＫ負け

そして今回
準決勝でスペインにＰＫ負け
３位決定戦でウルグアイにＰＫ勝ち

イタリアというチームは相手に合わせ過ぎる。
日本に対しても１点差でしか勝っていない。
強いブラジルやスペインとも互角の試合を展開する。

だかこそファンがいるのだろうと思う。

かつてはドイツのあきらめない勝負強さが世界中でファンを魅了した。
今はスペインのパスサッカーが人気だし、あいかわらずの試合をするブラジルも根強い人気がある。
それでもイタリアのいつもクロスゲームに持ち込むメンタリティはさすがだし、
これも世界のサッカーを面白くしているチームの一つなのだ。

ただでは転ばないイタリア、来年のワールドカップでも優勝候補の１つであることは間違いない。