いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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決勝「ブラジルvsスペイン」

世界中のサッカーファンが待ち望んだ対戦カードだそうだ。
まあ確かに見てみたい対戦ではあった。
それでもこの決勝カードになれとは思わなかったけれど、まあそれなりに楽しみに見た。

ブラジルvs日本と同じような展開となった。
開始直後に1点取って、前半終了間際に2点目。
後半立ち上がりに3点目。

前後半の立ち上がりと終了間際という点では同じである。
しかし、この日のブラジルを見ていると、日本戦では半分程度の力しか出していないことがわかる。
まだまだ本気のブラジルに勝つには差があると言わざるを得ない。

それでもサッカーの試合は展開次第だ。
1点目のフレッジの得点はハンドだし、その後のブラジルのペナルティエリアでのハンドは見逃された。
やはりホームで戦っているというアドバンテージが出た形だ。
もしそれで、スペインが1-0とリードしていたらまったく逆の展開になったかもしれない。

いくらブラジルと言えども今の選手は若い。
逆境に立たされれば焦りも出るのだ。
こういうのを見て、さすがブラジルなどと感心ばかりしていては
試合をする前から負けている。

今回は3-0でブラジルが優勝したわけだが、
来年のワールドカップではブラジルは優勝できないと思っている。
1950年の歴史が繰り返すような気がする。
そして、来年はアルゼンチンがブラジルを破るような気がする。
前回大会で苦渋をなめたメッシは怖いと思うのだ。
1982年スペイン大会で苦渋をなめたマラドーナがその悔しさをメキシコ大会にぶつけたようにである。
それに、こういう形で負けてしまったスペインにも火がついたことだろう。
2010年南アフリカワールドカップの1年前。
コンフェデレーションズカップでスペインはアメリカに惨敗していいるのだ。

来年も優勝候補の一角であることは疑いようが無い。
優勝候補はやはり
ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ウルグアイ、イタリア、ドイツ、フランス、イングランド、オランダ
あたりになるだろう。
ジュセリーノの予言で躍進すると言われている日本がどこまでいけるか?
まずはグループリーグで開催国と別組になることが重要である。

話しは変わってブラジルの監督のルイス・フェリペのことだ。
これで、また1つトロフィーが増えたのだが、決勝で負けた試合がある。
それがポルトガルを率いて負けたEURO2004ポルトガル大会決勝である。
今でも思うのは、この地元チームであり、ルイス・フェリペ率いるチームを破った
ギリシャの優勝はものすごく価値があると思う。
ヨーロッパのサッカージャーナリストの重鎮、ジャック・ティベールさんが
生涯の大会で最も驚いた結果だと言ったのがまんざらでもないと思うのだ。

来年、このギリシャと同じ躍進を日本に期待したいものだ。