いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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東北勢、初優勝なるか?高校野球が面白い

今年の夏休みはかなり高校野球を見ていました。

それでも、あまり圧倒的な力を持つ高校が存在しないことは見ていて明らかでした。

済美の安楽投手が注目されていましたが、速球は安定して速くないばかりか、
投げるボールにはあまり伸びがない(リリースのときにボールに回転を与えていない)ので
威力がなく、その150kmの速球でさえヒットを打たれている感じでした。
これを野球用語では速球のキレと呼んでいますが、キレがないから打ちやすいのでしょう。

それ以外では、強打者がいるということと優勝経験校ということで
大阪桐蔭と横浜が有力校でしたが、ぜんぜん大したことはなく
なんとか総合力で紙一重の戦いで勝っているようなものでした。

3回戦でそれらのチームも敗れたので、残る強豪校は優勝経験校の
明徳義塾常総学園でしたが、これらも準々決勝で散りました。

これらに対して躍進しているのが東北勢です。
初戦から秋田県を除いてすべて勝っていましたし、
日大山形は初戦で格上と思われる西東京日大三に大勝して波に乗り、
山形県勢初のベスト4に進出する快挙を達成しています。
(正直、日大三に勝ったのはまぐれで100回戦えば97回は負けるぐらいの戦力差でした)

今回11年ぶりに準々決勝の4試合が1日で開催されました。
かつては一番面白い戦いが見れる日として人気があった準々決勝でしたが、
日程面での考慮から2試合づつとなり残念でしたが、
今回からは1日で4試合やって次の日に休養日を設けることになりました。
この方がより公平になっていいやりかたですし、現地観戦する人にとっても
1日で4試合見れるのでいいと思います。
開催側は入場券収入が1日分減るので減収でしょうが、採算取れればいいぐらいで
こういう大会で儲けることを考えてはいけないと思います。

昨日の準々決勝では4試合ともシーソーゲームの1点差ゲームでとても面白かったようです。
昼休みもワンセグで見ていましたが、なかなかおもしろかったです。

3回戦では大リーグボール1号まで飛び出してネット上での流行語となり話題を呼びました。

さて、これまで94回も行われている夏の甲子園大会ですが、
この長い歴史で過去に東北勢が優勝したことはありません。
もし、日大山形花巻東が準決勝で勝てばその時点で初めて東北からの優勝チームがでることが決定します。
しかし、ここからが長い。
1969年の第51回大会での三沢の太田幸司が優勝を逃して以来、
なんどか決勝にも進出していますが、最後がなかなか勝てません。

残っている4校のうちで優勝経験校は残っていません。
ただ、優勝を経験している県が1つあって、それが過去に桐生第一で群馬代表です。
ただ、前橋育英も春夏通じて初出場です。
日大山形山形県勢初の4強だし、延岡高校の宮崎県勢も過去に決勝進出したことありません。

僕はいつも判官びいきで弱いと思われる方、より田舎の高校を応援してます。
冷静に見ると残ってる4校ではピッチャーのいい前橋育英が有力だと思います。

それでも、大騒ぎになっているであろう山形県日大山形が勝って、
九州勢の延岡学園との決勝になってくれればうれしいです。