日本は是が非でも欲しい先制点を許した。
中盤のフリーな位置で岡崎が不用意にボールを取られたところから縦パスを出されたのがピンチを招いた原因だが、あそこは今野は我慢しなけれぱいけなかった。
それでも前半終了間際に岡崎ご帳消しとなる同点ゴールを決めて試合は振り出しに。
しかも他会場のギリシャvs.コートジボワール戦でギリシャかが1点リード。
後半、日本が勝ち越せば決勝トーナメント進出出来る状況になったのだ。
ハーフタイムには俄然ワクワクする期待が高まった。
しかし、コロンビアに勝ち越し点を与え、また、コートジボワールも同点に追い付く。
すると、日本はここからさらに3点が必要な状況になり、気分は絶望的となる。
しかし、その後、右サイドから決定的な折り返しがあったが、これを大久保がふかしてしまう。
こういうのを入れていかないといけないところで決めきれない。
試合展開としてあそこで決めないとその後の展開のようになる。
さすがに3点目のときは、テレビの解説者たちも言葉がなくなってしまった。
驚いたのは試合後、なんとギリシャかアデッショナルタイムに勝ち越して2位に滑り込んだのだ。
日本戦で退場者を出したあとのしたたかさとその粘りに敬意を表したい。
決定的に日本はC組最下位となった。
力の差と言ってしまえば簡単だか、
選手層の薄い日本は香川、本田のホットラインが生命線なのにその二人が揃って不調では勝ち目がなかっと言えるかもしれない。
それでもコロンビア戦は気持ちが出た試合だった。
初戦からこれぐらいできなかつたとこが悔やまれる。
ハーフタイムに夢を見させてもらったが、
やはり日本人として大変残念である。