いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日本の敗因(3)


今大会ではアグレッシブな攻撃とディフェンスで評価が高かった選手である。
しかし、ある程度チャンスは作ったが、コートジボワール戦での2点目のチャンスでシュートを
ダフってしまいキーパーの正面で跳ね返されている。
あそこで2点目を取っていればグループリーグで落ちていいることはなかったと
思われるだけに痛いプレーである。

また、コロンビア戦での2、3点目では直接シュートする相手に対峙しての失点である。
あそこに仮にかつてのカンナバーロがいたとすると失点していただろうか?
おそらくしていないはずである。
そういう守備面を考慮すると決して高い評価を与えることはできない。


コンディション的にはどうだったのだろう。
コートジボワール戦であのように長友が疲れている様子は初めてみたような気がする。
あの試合では香川が大ブレーキでパスミス、ボール逸を繰り返すため
上がろうとしてもすぐに戻るような疲れを増長させるような機会が多かったからかもしれない。

1対1では内田のように負けることはなかったが、コートジボワール戦で崩されたのは
左サイドからで長友が下がり気味になっているところの前でクロスを入れられていた。
あれは香川、遠藤との連携、それ以前に本田、山口も入れた連携がなっておらず
そちらとのバランスがずれたことによるものなので長友個人の責任とは思えない。

全体的に及第点だったと思うが、長友の課題は中にカットインして打つシュートの正確性である。
よくカットインして打っているものの入ったシーンの記憶はない。
ストレート系のシュートだけでなく、あそこならばカーブをかけて巻いて右隅を狙うのが
セオリーだろう。かつてのデルピエロのようなシュート力を持たなければ
バロンドールなどおぼつかない。