いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

iPhone6の実質0円はぜんぜん安くない!

先日、アップルのiPhone6の発表がありました。

iPhone6自体の性能や機能自体は特に先進的なインパクトはなく、
アップルウォッチも他社のスマートウォッチを追いかけるというだけで
今ひとつ目新しいものはないようです。

しかし、今後、どのスマートフォンが売れていくか?ということに関しては未知数です。

気になるiPhone6の日本での価格ですが、
どうやら3社とも新規、MNPでは実質0円での販売になるようです。

実質0円というのは、端末価格が0円になるのではなく、
2年間の分割払いということです。
そしてその2年間の間、分割支払い分相当を毎月の通信費から割り引くというもの。
これだけの割引では通信費分はそのまま支払わねばならないですから

・基本料金・・・・2700円(通話し放題が含まれる)
・インターネット接続料・・・・300円
・データ通信費・・・・2GBの3500円~10GB9000円前後まで

となり、毎月最低の2GBでも6500円も支払わねばなりません。
これ、べらぼうに高いと思います。


iPhone6では一般的な各社のAndroid機種がやってるような性能アップとかデザイン変更などでした。

しかし、唯一といっていい目新しい機能としてNFC機能が追加されました。

日本のスマートフォンフィーチャーフォンにしかないいわゆるガラケー機能の1つである
おサイフケータイ機能がこのNFC機能のことです。
日本のおサイフケータイ機能はNFC仕様の中のFelicaという方式を使っています。
Felicaは反応スピードが早くコストは高くつくそうですが、
自動改札など速さを必要とするため、Felica方式を採用しているそうです。

アップルの採用したNFC機能は日本での方式を違うそうで、
米国のアップルペイというシステムを利用するそうだが、
日本にはまだこのシステムは存在しないためすぐに利用することはできず
今後もどうなるかはわからない。

日本のガラケー機能にはほかにも
・防水
・防塵
ワンセグ/フルセグ
・赤外線機能
機能などがある。

これらはAndroid機種でも日本のメーカーのスマートフォンにしか搭載されていない。
非常に便利な機能ばかりで、日本が取り残されたのではなく、
先進的な機能を先取りしているのだ。
そのうちやっとおサイフケータイNFCをアップルが追従したのが今回だったのだ。

それに、日本のメーカーのスマートフォンAndroidの苦手な機能や独自追加機能もある。
例えば、
・ARROWS(富士通)の指紋認証
AQUOS(シャープ)のどこでもコピー機能(コピー&ペーストを楽にできる機能)
Xperiaソニー)のBDレコーダー、テレビとの連携機能
などである。
他にも標準のAndroidにはない機能がハード的にもソフト的にもいろいろあり、使ってみると便利なのだ。

アップルのユーザーはロイヤリティが高いから機能や価格が不利であっても
またiPhone6に買い替えるのだろう。

やはりブランドイメージというのは個人の好みの問題なので動かすのは簡単ではない。
それでも精密機械は日本のお家芸、外国メーカーよりいいものを作るはずだ。

Android機種でも韓国、台湾、中国製のものも売っている。
やはり日本人はこれまで日本の家電が優秀だと思っているから、
これらはまだシェアは高くないようだが、格安スマホなどの売り込みで
中国製のスマートフォンのシェアが今後増えてくるかもしれない。

先日、キムタクがCMしているシャープAQUOSのクリスタルを触ってみた。
これが、テレビで見ているだけではわからないかっこよさがあった。
米国と同時発売ということで、今回のモデルはガラケー機能なしで
スペック的にも1段階落としたものになっている。
そのため、デザイン以外には魅力的ではないが、
価格は一括0円で実質0円とは違い分割支払いもないので、
その他の割引もそのまま適用される。(月々割はあるのか?)
このAQUOSクリスタル、12月にはガラケー機能を搭載したXというモデルが出るそうだ。
それは買いだと思う。

願わくば同じデザインのものをDoCoMoAUでも出して欲しいものだ。