９位　北極　一面の氷の世界（２） - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

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９位　北極　一面の氷の世界

　　　　　（前回）からのつづきです。

　　　　　「地球の歩き方」を読んでわくわくしていましたが、

　　　　　それでもさすがに初の海外旅行で言葉もできないので

　　　　　同行者を探していました。

　　　　　すると同じ大学の同じクラスにやはりヨーロッパに行こうとしている者が

　　　　　いることを噂で聞き、一緒に行くことを模索しましたが、

　　　　　彼は元々パックツアーを考えていたらしく、説得しようとして

　　　　　一緒に自由旅行のセミナーにも一緒に行ったりしましたが、

　　　　　結局、不安はぬぐい切れなかったのか？

　　　　　パックツアーで行くと決めたと連絡がありました。

　　　　　これで、初の海外旅行は一人で１か月間の自由旅行ということに腹を決めました。

　　　　　怖くなかったと言えばウソになります。

　　　　　大きなMILLETの登山用リュックに街歩き用の皮のショルダーバック、

　　　　　それにウエストポーチという出で立ちで、

　　　　　それにパンパンの荷物を詰めていました。

　　　　　行く前からかなりの大荷物でした。

　　　　　そして、出発です。

　　　　　福岡からの出発時、空港に着いてみると、なんと航空券は空港内の別の建物で

　　　　　預かってるらしい。

　　　　　インターネットもない時代ですから、

　　　　　事前にその場所を確認することはしていませんでした。

　　　　　それが同じ空港内と言っても、かなり離れたところにありました。

　　　　　道路の渋滞もあり、結構ギリギリに着いていて、間に合ったと思ったのに

　　　　　その建物まで往復しなければなりませんでした。

　　　　　その建物まで２００～３００ｍあったでしょうか？

　　　　　もう全速力で走りました。

　　　　　航空券を受け取ったときに一安心しましたが、

　　　　　時間がなかったのでチェックインカウンターのある建物まで全力疾走で戻りました。

　　　　　チェックインは出発時刻の４０分前までにと本などにも載っていましたので

　　　　　かなり焦りました。４１分前に受付できたのでギリギリでしたが、

　　　　　汗だくでクタクタな状況でエスカレーターを上がっていると、

　　　　　後ろに乗ったサラリーマンなんかリラックスしていて、

　　　　　「焦る必要ないのか？」と思いました。

　　　　　当時は飛行機など乗りなれていないし、要領もわかりませんでしたので

　　　　　何でもハラハラドキドキでした。

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