９位　北極　一面の氷の世界（４） - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

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９位　北極　一面の氷の世界

　　　　　（前回）からのつづきです。

　　　　　そのうち外は暗くなってきました。

　　　　　暗い状態のまま次の給油地のハンブルクに到着しました。

　　　　　空港には降りないまま乗り換え地のフランクフルトに向かいました。

　　　　　フランクフルトに着くと、ＪＡＬからルフトハンザ機に乗り換えて

　　　　　マドリッドに向かいます。

　　　　　フランクフルトの空港に降りたら、ルフトハンザの係り員に荷物のことを

　　　　　確認しなけらばなりません。

　　　　　しかし、その当時のフランクフルトの空港での乗り換えは迷路のようでした。

　　　　　こちらは焦っているのでキョロキョロしなからルフトハンザの窓口を探します。

　　　　　途中、空港係り員に何度もルフトハンザの窓口の場所を尋ねた。

　　　　　こちらはドイツ語どころか英語もまったくできないので、身振り手振りで

　　　　　固有名詞を発するだけである。

　　　　　気が付くと、日本人の大学生でマドリッド行きのルフトハンザに乗り換える

　　　　　人たちが大勢僕の後ろに着いてきているのがわかった。

　　　　　僕なんか頼りにならないのについてきて大丈夫なの？と思いながら

　　　　　とにかく進んだ。

　　　　　迷路のような通路を進んでいくとやっとルフトハンザの窓口が見えた。

　　　　　そして天の助けとはこのことで、窓口には日本人係り員がいた。

　　　　　日本語で事の事態を説明できるので、ほっとした。

　　　　　それで事体を説明したら。

　　　　　「５名分の荷物は今、飛行機から移動する際にチェックしている。

　　　　　しかし、それで荷物が見つからるかどうかわからない。

　　　　　もうちょっと待って欲しい」

　　　　　という説明を受けたので、しばらく待った。

　　　　　乗り換え時間はたっぷりあったので、荷物が見つかることを祈りつつ待った。

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