いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

哀しい予感/吉本ばなな


物語の中で位置的移動があったことが読みやすさにつながった。
やはり女流作家の作品と感じる。

育てられた両親が実は育ての親だったこと。
おばが実の姉だったこと。
そういう内容が吉本ばなな作品風と感じる。

主人公が不思議な能力があるという設定はどういう意味かわからなかった。
出てくる男の子がいつの作品も同じようなイメージで、やはり女側から見た男という感じしか受けない。

それでも、軽井沢に行くシーンや青森に行くシーンなどがあり、眠くなる展開を避けられたのは良かったと思う。