小池都知事が戦っていますが、これは何と戦っているのか?
それは単純な金額の問題ではないようです。
1か月ほど前でしょうか?
TBS「上田晋也のニッポンの過去問」で
猪瀬直樹氏が
と言っていました。
これはどういうことかというと、実際よりも多い見積額でもドン内田の息のかかった会社に落札させ、ドン内田もその中から報酬を得ているといいうことです。
ドン内田の東光電気工事は豊洲新市場の工事も請け負っているらしい。
そういうものがあるから、内容そっちのけで不都合で不要なものが出来あがって、それに税金が使われているのです。
小池都知事はそういうものと戦っているようです。
水泳会場もそうですし、おそらくボート会場も似たようなものでしょう。
バレーボール会場以外は元の会場でやることになりそうですが、今回の話しのぶり返しで300億円も工事費が短縮されている。
では最初の見積もりはなんだったのか?
今回、小池都知事が問題にしている会場は単純に金額が高いだけでなく政治家の一部の勢力が不正に裏の力で工事を受注させ(それも普通の見積もりよりも高額で)、それでさらに力を増大させているという、そういうものと戦っているようです。
森組織委員会会長という立場を利用して同様の不正が行われていることを小池氏や猪瀬氏はわかっているからそれと戦っているようです。
でも、その不正を声高らかに訴えないのはどういうことか?
おそらくテレビの前で正面きって言えない別の事情があるのでしょう。
素晴らしいスポーツ施設ができるのは大歓迎ですが、不当に高額なだけの施設はいりません。
新国立競技場も似たようなものです。
新国立競技場の10分の1以下の工事費でできている吹田スタジアムは日本でも最高のスタジアムですが、
新国立競技場は吹田スタジアムより良くないものになることは間違いありません。
作るなら観戦者ファーストで意見を聞いて欲しい。
ドン内田については以下が詳しいです。