いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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204位 ガラスの林檎 / 松田聖子

204位  ガラスの林檎 / 松田聖子                    




発売年: 1983年

備考: 最初の発売時はこの曲のA面に対し、B面は「SWEET MEMORIES」。後に両A面カップリング
     となった。
     オリコン週間1位。ザ・ベストテン1位。ザ・トップテン1位。
     第25回日本レコード大賞・金賞。第14回日本歌謡大賞・放送音楽賞。
     第9回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 ゴールデングランプリ

この書庫ではときどき登場する松田聖子の曲ですが、この曲は彼女がもっとも輝いていた頃の曲です。
1983年の松田聖子の歌はどれも素晴らしかったことは前にもご紹介しましたが、
この曲もその中の1曲です。

上にも書いた通りこの曲は最初はA面の曲としてリリースされました。
しかし、B面はなんとあの名曲「SWEET MEMORIES」だったのです。
サントリーCANビールのCMで話題となったのを機会に
すぐに両A面カップリングとして別のジャケットとして発売されたのです。
その後、オリコンチャートで11週ぶりに1位に返り咲いたのです。
(1位は合計2週。ベスト10以内は合計18週)。

このシングルは、累計で85万枚超を売り上げとなっており、松田聖子のシングルとしては1996年の「あなたに逢いたくて〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう」に次ぐセールスを記録しています。

また、次作の「瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ」と1位・2位にランクされるなど、9週間(2週集計分含む)にわたり同時にベスト10入りしていました。

まさに松田聖子21歳の全盛期ともいえる活躍の時でした。

謎なのは、なぜ最初「ガラスの林檎」がA面でSWEET MEMORIES」がB面だったのかということです。
それは
  1. ガラスの林檎(3分57秒)
  2. SWEET MEMORIES(4分35秒)(サントリーCANビールCM曲)

というところにありそうです。
作曲をYMOの細野氏に依頼したことで気を使ったのではないかと思うのです。

ガラスの林檎」は決して悪い曲ではないけれども、普通に聴けばちょっと地味な印象のある曲です。
それでも輝いていた1983年の曲の1曲として忘れてはいけない曲なのです。