この書庫ではときどき登場する松田聖子の曲ですが、この曲は彼女がもっとも輝いていた頃の曲です。
1983年の松田聖子の歌はどれも素晴らしかったことは前にもご紹介しましたが、
この曲もその中の1曲です。
上にも書いた通りこの曲は最初はA面の曲としてリリースされました。
しかし、B面はなんとあの名曲「SWEET MEMORIES」だったのです。
サントリーCANビールのCMで話題となったのを機会に
すぐに両A面カップリングとして別のジャケットとして発売されたのです。
その後、オリコンチャートで11週ぶりに1位に返り咲いたのです。
(1位は合計2週。ベスト10以内は合計18週)。
このシングルは、累計で85万枚超を売り上げとなっており、松田聖子のシングルとしては1996年の「あなたに逢いたくて〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう」に次ぐセールスを記録しています。
まさに松田聖子21歳の全盛期ともいえる活躍の時でした。
それは
というところにありそうです。
作曲をYMOの細野氏に依頼したことで気を使ったのではないかと思うのです。
「ガラスの林檎」は決して悪い曲ではないけれども、普通に聴けばちょっと地味な印象のある曲です。
それでも輝いていた1983年の曲の1曲として忘れてはいけない曲なのです。