いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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遠い金メダル。:::だけど・・・

今日は、金メダル候補の試合が日中だったので、留守録して、結果を知らずに帰宅後ライブ感覚で見ました。

最初はハーフパイプ

平野歩夢選手が2回目にオリンピック史上初の連続4回転を決めてトップに立った。

その後、3回目、最後のショーン・ホワイトの演技。

これで失敗すれば平野の金メダルが決まるという演技。

ここでショーン・ホワイトも初めて2連続4回転を決めた。

正直、ショーン・ホワイトには甘い採点とも思われたことは確か。

2つめの4回転ではグラブが浅かったのだ。

ショーン・ホワイトが最後の演技者だったこと。雄たけびでアピールしたこと、

これまでの実績も印象が大きかったのだろう。

最後、あの場面で尻もちでもしてしまえばおしまいのところであのレベルの演技ができたということで

ショーン・ホワイトもあっぱれであったのは確かである。

期待した平野選手、まずは銀メダルに終わった。


そして、次に見たのはノルディック複合

実は一番期待している選手である。

録画したBS番組ではすでにジャンプは飛び終わっていた。

渡部選手は3位とのこと。

しかし、解説では前の2人よりも後ろの選手が強いとのこと。

結果は、競り合っての銀メダル。

ソチデッドヒートが再現された格好になった。

しかし、ノルディック複合はまだラージヒルと団体があるので期待したい。


最後はスピードスケート女子1000m。

期待は小平選手と高木選手。

2人とも金メダルを取る可能性がある。2人ともメダルを期待したがなぜか、こういう展開になってくると

銀、銅なのではという危惧があった。

結果はその心配の通りの銀、銅メダル。

しかし、これまでの日本のオリンピックのスピードスケートの歴史を考えればあっぱれである。


すべて見終わって、正直がっかりしたのは確かだ。

しかし、一番強調したいのは、この日金メダルを惜しくも逃した選手たちのりっぱな態度である。

一番悔しい思いをしているのは選手たちだと思う。

スポーツ選手の価値は負けたときの態度で決まるそうだ。

それを考えると、負けて銀メダルになっても冷静にくやしさを滲ませながら、立派な態度でインタビューに

受け答えする平野選手、渡部選手、小平選手の3人は立派である。

もちろん負けたことは賞賛できないが、この態度は賞賛に値する。

負けたときにニュースになるのが一流選手だと言われる。

そう考えると上記3人は間違いなく一流選手であることを証明している。

スポーツ観戦する楽しみはもちろん日本選手が勝つところを見たいということなのだが、

いい試合をして勝つところを見たいのだ。

惜しくも敗れてもくやしさを伴った感動みたいなものは残る。

それが、勝った時の感動の大きさにつながるのだ。


いつものオリンピックのように日本が金メダルをなかなか取れない展開になってきている。

こんな状況で取るのは羽生選手のような気がする。

今回は宇野選手の方がいいという感じがしてきたが、こういうプレッシャーのかかる状況になったときに

やってくるのが羽生選手のような気がするからだ。

もともと、今大会の日本に金メダル有力候補は

・小平500m
・複合の渡部
・男子フィギュア

なのである。
これまで銀メダルに終わった競技は金メダルを取ってもおかしくないが、絶対ではない状況での銀メダルなのだ。

残りの競技に期待したい!