いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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先取点で決まり

EUROが大した興奮もなく終わってしまった。

決勝は中3日のスペインに対して中2日とインターバルの少ないイタリアが
勝つためには絶対に先取点を与えないことだと思っていた。

昔からイタリアというチームは先取点を取れば滅法強さを発揮するものの
先制されると脆さを露呈してきたからだ。

少しチャンスがあったとすれば後半開始早々でのディナターレのヘディングシュートが入っていれば少し面白くはなったのだろうとは思う。

そんなイタリアだから、2点目を取られたときには3点目4点目を取られるのではないかとも思っていたら、
3人交代したあとに負傷者が出て人数が少なくなると言う不運も重なって
完全に集中力が切れてしまった。

こんなときでもドイツあたりなら不屈の精神力で反撃したりするがイタリア人のメンタリティにはそういうところはない。

しかし、振り返ってみると、
グループリーグのクロアチアvsスペイン
での2つのPK見逃しがすべてだった。

あそこですべてが決まっていたのかも知れない。

今回のEUROはこれで終わった。

最近のEUROのなかでは最も退屈な大会となったのは否めない。

サプライズもなく興奮するような試合もなかった。
前回はトルコの頑張りが大会を盛り上げたし、
前々回はギリシャが大きなサプライズの連続を見せてくれた。
EURO2000のときは逆転に次ぐ逆転の試合の連続で盛り上がった。

それでも今大会はスペインの連覇で3回目の優勝という結果になった。
ヨーロッパでは大偉業なのだろうと思う。

陸別選手権という観点で見れば
南米ではアルゼンチンやブラジルが何回も優勝しているし(2年おきに開催ということもあるけど)
アジアでは日本がスペインを上回る連覇を含む4回という優勝を成し遂げている。

さて今大会ではスペインのサッカーはボールを後ろで回しているばかりでつまらないという評判が
クローズアップされていたようだ。
これで、かなりアンチスペインも多くなったと思われる。

来年のコンフェデレーションズカップで日本vsスペインのカードがあることを強く臨む。

そこでスペインに完勝すれば日本がブラジル大会の優勝候補に躍り出るのであるが…