いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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フジ「ほこ×たて」打ち切り決定

ほこ×たて」がついに打ち切り決定となった。

問題になった放送は録画で見ていた。
告発したラジコンカーサイドの人たちの表情が硬かったのが印象的だった。

それに、最初のヘリコプターがタイムアップ前1秒で命中されるとか、
最後のボートで大逆転とかちょっと出来過ぎ感があったのは否めない。

ほこ×たて」は最初は深夜番組で初回放送の
マジシャンとマジック評論家との対戦は今でも印象に残っている。
そのときのカードマジックが魔法のようなものだったからだ。
結局、その最初の対戦でマジシャンが勝ったのでマジックにより興味を持つようになったものだった。

それから、ゴールデン枠に移動してからも面白い企画が目白押しだった。


しかし、最近はネタ切れ感もあった。

子供と50代のリレーなどは選手の選出もなることながら、
想定されるタイムもあるので、ちょっと意味のある対戦とは思えなかった。

それと、最近の対戦では対戦でのルールに疑問を感じることが多かった。
何回トライアルできるか?
どれぐらいの時間制限を設けるのか?

ザ・「ほこ×たて」と言われた対戦である金属の穴あけ対決では
時間無制限だった。

それでも、ずっと日本タングステンの金属は勝ち続けていた。
最後には負けてしまったが、担当者が代わったこともあるし、
そもそも時間無制限というのはどうかな?と

もっと、ルール決めが難しい対戦については、ルール決めの大事なところを
ゲストとともに相談するところから始めてもらえば良かったと思う。

今回、問題になって告発されたのは一部分だと思う。
今まで、他の対戦でも出来過ぎ感の対戦結果はあったので
それも公になる前に番組終了ということなのだろう。

この問題が発覚したとき、
まずはネットで火がつき、直後にNHKがニュースで報道しているのを見て、
結構、大きな問題だと思ったものだ。

それで、当日のフジテレビのニュース番組で触れるかどうか、注目していたら
当日のフジのニュース番組ではついに「ほこ×たて」問題に触れる報道を目にすることはなかった。

それで、週末の早朝にあるフジテレビの報道番組
「新週刊フジテレビ」
に注目して先週と今週見ていた。

すると、視聴者からの意見を紹介するコーナーが中心の番組であるのに
他の番組の意見に関しては視聴者からの意見を多数紹介していたのに対し、
選手も今週も、「ほこ×たて」に関しては視聴者からの意見はまったく触れられず
アナウンサーがフジテレビ内の調査結果と形式的なお詫びを述べただけだった。

おそらく、「ほこ×たて」に関する意見はもっとも多く寄せられていたはずで
その内容はひどい批判のものばかりだっただろう。
それで、そういう意見に関して触れることはしなかったのだろう。

他の番組の意見でも結構番組制作側に対する批判を紹介しているのに
ほこ×たて」の意見に触れなかったのはやっぱりフジテレビの姿勢を感じるし、
どうしようもない社風だと感じた次第で、反省が感じられない。



これで、フジテレビには総務省からの罰則があると噂されている。
以前「発掘、あるある大辞典」でやらせが発覚したとき、制作会社の関西テレビの例からすると
同じか、もっと重い厳罰が下ってもおかしくはないらしい。
そうすると、来年のソチオリンピックやブラジルワールドカップ
試合ライブどころかニュースでのスポット映像さえ使えないらしい。

それでも、こういうことになっては社会的に大きな問題となる可能性もあるため
フジテレビにそういう厳罰が下ることはないのではないか?

それでも、世論という世界で許してはならないことだと思っている。


ほこ×たて」大好きな番組だっただけに非常に残念である。