いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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ドイツサポーター

今、BS1でドイツVSアメリカ戦をみていたら、ドイツサポーターが
「チャ・チャ・チャチャチャチャチャ・シーーーーーーー」
という大声援をやっていた。
1990年のミラノ・ジュゼッペ・メアッツァサンシーロ)での
「西ドイツvsオランダ」戦であの大ボルテージでの圧倒するような声援を聞いてから久々である。
あのような声援のすごさは今もって体験することがない。
日本サポーターの声援はどうしても声が高くで迫力がないが、ヨーロッパ人のそれは
声のトーンが低く大ボルテージで迫力があるのだ。

あの声援があればドイツはベスト4までは間違いなく進むと思われる。
W杯というものは大会の性格上、いろいろな力が働くので、FIFAも強豪国である
開催国を早期敗退させることはしない。
’90イタリア大会でローマのスタジオ・オリンピコで「イタリアvsウルグアイ」を観たときも
’98フランス大会、’02日韓大会ではなかった大迫力の声援であった。
それもあるのか、開催国であるイタリアは主審のコートニー氏(イングランド人)
から一方的に有利なジャッジをしてもらったのだ。
試合自体は互角であり、ウルグアイのカウンターも十分危険な香りが
していたのだが、もう、笛が鳴ればイタリアボールという露骨なイタリア有利な判定であった。
それもあって、スキラッチの1点でなんとかイタリアが勝ったのだ。
スタンドで観ていて、こうまでして開催国をかたせるのか?という感じだった。
まあ、一方的なジャッジをしたとしてコートニー氏は強制帰国させられたものの、
これぐらいはFIFAも計算済であろう。

今回の組み分け抽選会での露骨な開催国有利な組み分けもあるし、そもそも
組み分け以前に日程的にドイツが有利になって、ブラジルが不利になるように
抽選前から設定されていたではないか?
今大会から、しばらく続いていた開幕戦のカードを前回大会優勝国から開催国にしたのも
ドイツの日程を有利にして、ブラジル不利になるように考えられたものである。

ここ2大会では、チケットの売り方のせいか、サポーターの組織的な迫力ある声援が
聞かれなくなっていたので、ドイツ大会はどうだろうかと思っていたが、やはり
ドイツはドイツのようだ。
サポーターの声援(サポーターの数ではない)のすごさはイングランドも同様で
隣国のオランダもかなりのものになると想像される。
チェコも意外と熱狂的な声援を得られるので、やはり、過去の大会と同様に
開催国またはその隣国が勝ち進むことになるだろう。

やはり、そのヨーロッパで行われる大会は、そのサポーターの大迫力を体感するのが
とても楽しみだ。チケット確保が大変だが、ドイツ戦も観たくなってきた。