６月１８日(日)④ ニュルンベルク旧市街、「デューラーの家」周辺 - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

しばらくの間、カイザーブルク城の塔の上から、ニュルンベルクの街を眺めていた。
こんなところにいると、まだまだ決戦気分が沸いてこなかった。

写真やビデオ撮影を一通り済ませると、らせん階段から下に降りた。
地上に戻り、城のちょっとした展望のよい広場に出た。
みんな、デジカメで写真を撮ったりしている。
こちらも、ここで数枚写真を撮って城の出口に向かった。

時間もちょうど１０時ごろになっていた。
この時間になると、ニュルンベルク以外の他の都市に滞在して、当日ニュルンベルク入り
したサポーターも大勢集まってくる時間だ。

カイザーブルク城周辺にもそのようなサポーターがかなり多くなってきていた。
僕らは、それから、城から出て中央駅方面に向かって右側に進んだ。

すると、そこにはちょっとしたお土産物や飲み物、食べ物を売っているお店があったので、
そこで、水を買おうということになった。
そこでは、水だけでなく絵葉書もあったので記念に綺麗な絵葉書と、今後の移動のことも考えて切手も買っておいた。
こういう小さいお店で切手を買う場合には、
「日本まで」
と言って、数枚買うのだけれどドイツ後をしゃべれない僕でも何とか通じるのである。

そこから、旧市街を囲む城壁の内側を少し進むと、「デューラーの家」なるものがあった。
時間が有り余っていれば、中に入ることも考えたかもしれないが、入場が有料であり、デューラーのことも
よく知らなかったので、家の正面でのみ写真を撮るだけにとどめた。

僕は、まだ、どうしても、これぞニュルンベルクのおもちゃなるものを探したかった。
息子への記念になるものがいい。
すると、デューラーの家を過ぎて、左側にニュルンベルクの伝統的なおもちゃを取り扱っている
小さなお店があった。ここだ！と思った。

中に入ると、そこには、たくさんの木の手づくりのおもちゃがあった。
飾りものが多かったが、息子は電車のおもちゃが好きだったので、木の電車のおもちゃを買った。
買った後、僕は大満足になり

これで完璧ニュルンベルク！

などと叫んでしまった。
すると、一緒にいた連れが
「これから試合なのに完璧はないいんじゃない？」
と言った。

まったく、その通りだった。

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