６月１８日(日)③ ニュルンベルク旧市街、カイザーブルク城 - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

「美しの泉」からなだらかな坂を少し上っていくと、
ニュルンベルクの街が一望できるカイザーブルク城に行き当たった。

このときは、定番の旅行本「地球の歩き方・ドイツ編」のニュルンベルク旧市街の
一般的散策コースというのを参考にしながら観光していたのだ。

余談になるが、「地球の歩き方・ドイツ編」はドイツＷ杯の直前まで２００６年度版が出版
されなかったが、直前になって発売されたので、そこまで待って購入した。
やはり、Ｗ杯関連の案内が掲載されているはずだと思ったからだ。
期待通り少しは、前年版よりＷ杯のことが掲載されていたので待ってよかったと思った。

カイザーブルク城の前で写真を撮った。
そして、城の坂を上って行くと、そこには、チケットを入れると入場できるゲートがあった。
連れと話し合って、どうせここまで来たから、入ろうということになった。
入場しているのは、ほとんどが蒼いユニフォームを着た日本人か赤白チェック柄のユニフォーム
を着たクロアチア人であった。
入場しようとしている日本人にチケット売り場を聞き、チケットを購入して入ることになった。
入場の仕方は、厚い紙に磁気が入っているカードを入場口で差込み、”ピッ”と音が鳴ったら
金属製のゲートを回して一人づつ入場できるタイプのものだ。
よく、ヨーロッパや韓国の地下鉄改札口にあるタイプである。

このゲート、磁気の読み込みセンサーの調子が悪いらしく、前の人もなかなか”ピッ”と音が鳴らない。
裏にして入れたり、いろいろ試している人が多い。
うまくいかない人には既に入場できた人が親切にカードの挿入方法を教えている。
何回も挿入し直してやっと入場できる人も結構いた。

そして、連れが２、３回挿入し直して入場できたその後、僕の番になった。
前の人のやり方をよーく見ていたので、簡単かと思いきや、２、３回カードを挿入し直しても
音が鳴らない。裏にしてみたり、ゆっくりやってみてもどうしても音がならない。
２、３分試したがどうしても音が鳴らない状況になると、後ろに並ぶ人も多くなってきて
「まだかー？」というような雰囲気も出来てくる。
チケットの磁気が弱いので交換してもらおうとも思ったが、チケット売り場は離れていたので
連れが「またいじゃえば？」と言ったので、さっそうと飛び越して入場した。
その瞬間に監視カメラが目に入ったので、カメラの方に入場カードが映るようにがざしておいた。

見ていると、後ろに並んだ人も苦労しているものの、またいで入場したのは僕だけだった。
まあ、こんなことも、旅のおもしろい記憶になるさ。
旅は時にハプニングがないとおもしくないという見方もできるんじゃないかな？

入場すると、そこは塔になっているので、ぐるぐるとらせん状の階段を上って行った。
ちょっとふうふう言う頃に展望できるフロア？という感じのところに着いた。
まあ、お城だから監視窓なのだろう。

ここから、ニュルンベルクの街が一望できた。
そして遠くに決戦の地「フランケン・シュタディオン」が確認できた。

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