いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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レモネードの夏

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思い出に残っている季節がある。
毎日が晴天続きで、明るい未来を夢見ている頃、頭の中で流れていた曲、それが
松田聖子さんの「レモネードの夏」であった。

その季節は、春に初めての大学受験に失敗し、親元を離れ、長崎で下宿しながら
予備校に通っていた頃のことである。
同じ高校からの友人と楽しく過ごしていた。
予備校が終わると、まだ住みなれていない新しい街を散歩というか
いろいろなことを語らいながら歩き回っていた。

その頃、僕は音楽と言えば、洋楽を中心に聴いており、
J-POP(その頃、こんなジャンル分けはなかったが)やアイドルなど
ちょっと聴くのは恥ずかしいという感覚がありあまり興味はなかった。
おりしも、まだ、「オタク」なる言葉も存在しなかった頃の話しである。

ところが、下宿に入っている大学生たちの中に、松田聖子ちゃんの大ファンがおり、
まあ、そのころは人気絶頂だったので、そういうファンがいても不思議ではないのだが
アイドルを聴くことを恥ずかしがるどころが、堂々とファンであると公言して
聴いているところをみると、「それもありか?」という感覚を覚えた記憶がある。
その頃は、高校の時からの友達ともどもどちらかいとアンチ松田聖子という会話が多く
避けていたように思う。そういう高校のときの友人関係もあって抵抗があった。
(1年後、そのアンチ松田聖子の友人に会ったら、逆に松田聖子の大ファンに変身しており、
アルバムの出来もよく大絶賛していたのはおかしかった(^◇^))

ただ、下宿先の松田聖子ファンの人は、大変に人柄のよい人で、
新しい下宿先での人間関係をうまくやっていくためにも、そんなアンチ松田聖子であることなど言え出せなかった。
すると、その頃に出た松田聖子のアルバム「Pineapple」をテープに録音してくれると言う。
なんとなく断るのが悪いなと思い、テープに録音してもらい、感想を聞かれたとき困るのでキチンと聴いた。
そのアルバム「Pineapple」中で強く印象に残ったのが「レモネードの夏」だったのである。
聞いた後、録音してくれた人に
”B面の2曲目が一番良かったです”
と言うと、
”そうそう、あれいいね”
などど言ってくれたので責任を果たせたと思ったので、その後、聴きつづけるつもりもなかったのだが、
そのとき聴いたレモネードの夏の印象がよかったのでときどき流して聴いていた。
あとでわかったことだが、このレモネードの夏は大ヒットシングル渚のバルコニーのB面であった。B面なる響きも懐かしいが、隠れた名曲だと思う。

冷えたレモネード
白いカフェーから
揺れる木漏れ日を見たの
あとあなたに逢えれば
もうひと足早い夏

その頃は”レモネード”なる飲み物がどんなものかわからなかった。(五島にはたぶん存在してなかったでしょう)
だから予備校の友人と晴天続きの初夏の長崎で毎日のように予備校の周辺を中心に
茶店を見つけて入っていたので、いつもメニューを見て”レモネード”がメニューにないか探していたものだ。
しかし、その頃は”レモンスカッシュ”こそあるものの(最近はレモンスカッシュすらあまり見かけないが。。。)
”レモネード”はなかなか見つからなかった。
結局は、どこかの店で”レモネード”はあったのだが、ホットが多くなかなかアイスのものはなかったように思う。
今でもアイスレモネードがメニューに存在する店は少ない。

しかし、この松田聖子さんのさわやかな曲レモネードの夏のメロディと歌詞は
あの長崎の青い空を思い出させ、初夏の晴れ晴れとした気持ちの良さが蘇ってくる。



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