いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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オリジナルキッチンへの道

拙宅で既存の新品システムキッチンを撤去したのは前にお知らせしたとおりです。
そういうことで現在は撤去された周辺の整理を行なっています。

以外と細かいところで手間がかかるんです。
キッチンパネルを綺麗に剥がしたり、残った対面壁をノコギリで切ったりとか石膏ボードを外したりとか結構手間です。
しかし、それも柱に打ち付けた板を3枚剥がすだけになりました。
3枚と言っても結構大変なんです。
それは、釘が木材の中まで打ち付けられているためそのままくぎ抜きを使えないからです。
まず、ノミで釘の周りを少しづつ削り、釘の頭が出てきてからくぎ抜きで抜きます。
1本の釘に10分から20分ぐらいかかるでしょうか?
1枚の板に5箇所から10箇所程度釘が打ってあるので、あと3、4時間は最後の作業にかかるでしょう。
業者なら柱まるごと撤去して新しい柱を入れるのでしょうね。
その方が手っ取り早いですからね。

それが終わるといよいよキッチンの搬入できるかと思いきや、その前に配管工事が必要になります。
既存のキッチンはL字型の対面キッチンでしたが、今度は壁側にI型のものをくっつけて設置するため
配管の位置が違ってくるからです。
そうすると、床を剥がさなければなりません。

それと同時に対面キッチンを解体することによって、電気配線の位置も変わります。
もともとコンセントも足りませんでしたが、電気配線と電話回線、ドアホンの再設置位置の変更のため
の作業依頼も必要になります。

配管、電気配線を業者にやってもらうためには、それと同時にキッチンのサイズとかを提示する必要があります。
オリジナルキッチンのために今までいろいろな業者のサイトや雑誌などの情報を元に現地まで現物を見に行ったりしました。
もちろんエコセルフリフォームということなので通常メーカーのMDFや合板を使ったシステムキッチンが×です。
そうすると選択肢はオールステンレスキッチンかそれに無垢材を使用したキッチンとなります。
基本的にこのようなキッチンは高価なものが多いようです。
比較的安価にできるのは、厨房屋がつくるプロ用(業務用)のオールステンレスキッチンです。
しかし、それでも50万円をちょっと超えてしまいます。
100万円以上なんてざらにあるけど50万円以下のところもある。
ただ、50万円以下のところでもステンレス板を支える裏打ち板が合板だったりとどうもうまくいかない。
無垢板でつくるものも50万円以下でできるところもあるが納期が3ヶ月と長い。
(本当はこのようなものがいいんだけど)
今でも迷いはありますが、ホルムアルデヒドなどの放出を抑えるためにシェラックニスを塗るのがいいということがわかり、既にリボスのものを搬入済みのため、当初は塗り壁の下地に塗ろうと思って
いましたが、
このキッチンの合板の裏打ち材に塗ってということも考えています。
せっかくのエコリフォームに合板は使いたくないのですが、価格と有害物質量とのバランスではそれも考えなければいけないかも知れません。

有害物質を最小限にするために、拙宅では塩ビ排除、合板排除、接着剤排除、鉛排除ということを心がけていますが、絶対にゼロでなければいけないとも思っていません。
有害物質がゼロでないといけないとすると道も歩けないし、何も食べられません。
要は濃度が問題だということ。
他には外の雨どいなども費用面を考えると塩ビでもしょうがない。
外の雨どいが塩ビであっても廃虚時の問題はあっても即人体への影響は少ないと思えるからです。

納得するオリジナルキッチンへの道、今回は素材安全性の面を主に見ていきましたが、
次回はキッチン自体のいろいろな使い勝手の面から考察していきます。

オリジナルキッチンへの道は険しく。。。