いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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ラジオ・スターの悲劇

ラジオ・スターの悲劇(Video Killed the Radio Star)

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言わずと知れたイギリスのニュー・ウェイヴ・グループ、バグルスの大ヒット曲であり名曲中の名曲です。

僕がmusicカテゴリを作ったのもこの曲を紹介するためだったと言っても過言ではありません。



今でもテレビやラジオで流れてくることがありますね。

イントロが印象的でこのイントロが聴こえて来ると、僕は今でもワクワクします。

(CD持ってるんですけどね)

以前、Perfumeの記事を書きましたが、テクノポップとしてはYMOよりこの曲のイメージの方が先ですね。



この曲はバグルスの1979年のデビュー曲にしてただ1発の大ヒット曲であり、

メンバーのトレヴァー・ホーンが、何もかも計算ずくで作って永遠のポップチューンとなっているのであります。


歌詞が、映像によってラジオ・スターを困惑させた内容になっているものの

この曲のビデオクリップがMTVの放送の記念すべき第1曲目であり、

2000年には既に放映回数100万回となったこともあり、

大きな皮肉になっているところも計算づくだったのでしょうか?



歌詞は、テレビ映像の出現により仕事を奪われた歌手の話から、ラジオの黄金期を賛美する内容になってます。

僕はBCL(Broadcasting Listener) が趣味でラジオをよく聞いていましたので、

この”ラジオ・スター”という響きに鋭く反応しました。

実はこの歌詞については、ちょっとした解釈の違いがあるようです。

ラストのところのフレーズです。

Pictures came and broke your heart
映像があなたの心を砕いた

Put the blame on VCR(/Look I'll play my VTR)
ヴィデオレコーダーの罪なんだ(/今じゃ僕もビデオを見るんだ)

上のカッコの中だとする歌詞もあるようですが、

VCRをVTRとする解釈もありこれは歌っているのを聴いてもそのときどきで違うようです。(意識して変えていたのかな?)


この曲は、僕が大学生になって友人が僕の部屋に遊びに来たとき

僕のカセットの中にこの「ラジオ・スターの悲劇」が録音されているのを聴き、

他の懐かしい曲とともに

「おまえのところに来ると懐かしい曲がたくさん聴けるから楽しかっちゃ。

ラジオ・スターの悲劇とか最高!もう、涙流しながら聴くしかなかっ!

ホントいろんな曲が涙ものっちゃ」

とか言いながらいつも聴いていたのが懐かしいんです。

だからこの曲を思い出すとき必ずその友達も思い出します。


この曲のリリースは1979年9月のようですが、日本では1980年になってようやくヒットしました。


1980年1月20日に初めて23位にランキングされ、その後、じりじりとランクを上げていき

1980年3月2日、ついに、それまで8週連続1位の

「ギミー・ギミー・ギミー/ABBA」の牙城を崩して見事1位に輝き、

1980年4月13日まで7週間連続1位という快挙を達成しています。

ちなみに、その「ラジオ・スターの悲劇」の8週間連続1位を阻止したのが、

「ボディ・ランゲージ/ザ・ドゥーリーズ」でした。



それでは、その名曲をお聴きください。



ライヴ・バージョンもどうぞ!