６月１９日⑬　シュツットガルト…「スペインvsチュニジア」戦 - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

試合が始まった。

予想通り、スペインが押し気味に試合を進めた。

しかし、一瞬のカウンターから、なんとチュニジアが先制点をあげてしまった。

僕の周りのチュニジア人サポーターが大爆発した。

もう、蜂の巣をつついたような大騒ぎで、隣のプロレスラーみたいな連中も僕に抱きついてきた。

この試合、スペインの優勢が大方の予想だから、これで試合が面白くなった。

その後、しばらくして雨が落ちてきた。

僕の座っている席は屋根の下だったので、雨に濡れずにすんだ。

雨はすぐに強くなって、友人Ｋが電話で言っていたように、かなりの大雨になった。

本当に屋根の下の席で良かったと思った。

これは屋根の下じゃなかったらずぶ濡れもいいとこだろう。

前半は何とかスペインの攻撃を抑えてチュニジアがリードしているものの

いつまで続くかと言った展開。

後半になって、スペインはセスクを投入これが当たったのか、スペインが同点ゴール！

これにはスタンドを埋める大勢のスペインサポーターが喚起の雄たけびをあげる。

隣のチュニジア人はシュンとしてしまった。

その後、立て続けにスペインが２点を取って逆転すると、もうチュニジアに反撃の力は残っていなかった。

試合が終了すると隣のチュニジア人はそそくさと退散。

スペインサポーターはいつまでも歌を歌っている。

♪ラーラーラララララー、ラーラーラー、エスパーニャー♪

陽気なラテン気質が全開である。

気が付くと雨は上がっていた。

どうやら、ゲリラ豪雨のような雨だったらしい。助かった。

僕はしばらくの間ビデオカメラを回していた。