いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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W杯メンバー…サプライズはあの人!?

南アフリカW杯のメンバー23名の発表が近付いてきました。
(発表は5月10日(月)の午後2時)

もう今回で4回目ですから、さながら国民的行事にすらなった感すらあります。
今回はこの模様を3局が生中継するようです。
(NHK-BS1、テレ朝、スカパー!)

このW杯メンバーの発表は世界中でもいろいろ悲喜こもごものドラマがありますが、
日本に於いても過去3回それぞれのドラマがありました。

'98年フランス大会のときは、直前でベテランのカズと北澤が外され、カズの
「日本代表としての魂は向こうに置いてきた」
という名言を残しました。

2002年日韓大会のときには中村俊輔が外され、異例の落選記者会見まで開かれました。
代わりにゴン中山と秋田がメンバー入りするというサプライズもありました。

2006年ドイツ大会のときには、ジーコ本人がホテルの会見場で生中継されるなか、一人一人名前を読み上げ、最後の最後に”マキ”と読み上げられ、会場がどよめくサプライズがありました。
このとき、中継を見ていた巻のお父さんの
「おー!今、マキって言ったよね。」
という嬉しそうなリアクションがとても印象的でした。


さて今回のサプライズはあるのでしょうか?
岡田監督が最後の一人として読み上げる名前、それが僕の願うサプライズ、

カズ、三浦カズ

です。

12年前、W杯直前に引導を渡した岡田監督にしかできないビッグサプライズです。
その瞬間、会場は大きなどよめきとともにその選出について記者が津波のような質問攻撃を
あびせることでしょう。
そして、ドイツW杯のときと同じように、全放送局で臨時ニュースとして
テロップが流され、その日の夜のニュースではトップニュースとしててんやわんやの大騒ぎとなることでしょう。
そして、その熱はワールドカップが終わってからも雑誌や単行本などのスポーツノンフィクションの分野を騒がせることになるでしょう。
カズが5分でもピッチに立てば
「12年ごしのワールドカップ
として特集番組などが組まれることでしょう。

岡田監督は12年前のカズ落選について
「日本が一番強くなることを考えて純粋に選んだ」
としか言いません。
でも、このことを再度質問された先日のTBSのインタビューでもあからさまに嫌がり、試合後のテレビのインタビューまで拒否するのを見ていると明らかにあの12年前のカズ外しを気にしていることがわかります。

あのころの岡田監督は監督になったばかりで余裕がなく、いろいろな配慮まで出来なかったのだと思います。
直前にあそこまで連れて行っておきながら先の短いベテランを外すというのはスポーツの枠を超えて人道的観点からして納得できません。
もともとアンチヴェルディ、アンチカズの僕でも、あれはちょっと?と思いました。
いくらスポーツの勝負のためといっても恩情や人間ドラマはあるべきと思います。

1982年のスペイン大会の決勝、試合はイタリアが3‐1としており、まさに勝利の笛を待つだけとなったとき、イタリアのベアルゾット監督はそれまで1試合も出場のなかった大ベテランのカウジオ選手をピッチに送り出しました。
そのときNHKで解説していた岡野俊一郎さんが
「あー、ベテランに花を持たせますね~。」
と感心したようにコメントしていたのが印象的でした。


もし、今回カズを岡田監督がサプライズ召集すれば、それは12年前の罪滅ぼしになるだけではなく、あの江川‐小林のトレード事件以来となる日本のスポーツ界に永遠に遺されるエピソードとして語り継がれるはずです。
そして停滞気味のサッカー界に活況を呈すことになるでしょう。


それと昨日もトルシエが日テレのインタビューで言ってましたが、
チームをまとめられるベテランが絶対必要だと説いていました。
ドイツ大会もそういう存在がいなかったのが敗戦につながったとも言えます。

選出理由などそういうことを含めどうとでも言えます。

人間としての器を問われるこういうことは加茂監督は得意でした。
ラモス瑠偉を怪我していても最後にブラジル戦に出してあげたりしましたからね。

岡田監督にも12年間で成長した姿を見せてほしいものです。
 
 
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