いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

「秘密」東野圭吾…(1)

東野圭吾の「秘密」を読み始めた。

東野作品は「カッコウの卵は誰のもの」に続いて2作物になる。

小説の序章を読むときには何か清々しい気分になる。
そういう作品が多いし、これから始まる物語はのワクワク感があるからだろう。

そして今回の序章では夜勤のメリットが書かれていた。
それは家族と食事ができるいうものだ。
確かに首都圏で働く人は通勤時間が長かったり、残業が多かったりするので必然的に家族と一緒に食事を取ることが出来ないことが多い。

僕もこれは首都圏に住んでいて最も残念なことだ。
朝早ければ子供はまだ寝てるし、夜帰った頃には寝てるのだ。
だから自分の子供なのに寝顔ばかりしか見れないということをよく聞く。

ひどい人になれば子供から一緒に住んでいる人と思われていないようで
「また来てね」
などと言われる始末なのだ。

特にこの「秘密」の舞台設定は1985年というバブル真っ只中なので長時間残業が問題になっていたのだろうと思う。

うちの子供が生まれる前の過去の自分もそうだったし、今もそういう毎日になりつつある現在、この序章は改めて家族との触れ合いの時間は貴重なものでお金には代えられない価値があることを再認識させてくれる。

今日は夜8時で切り上げたものも、まともにやってれば10時になってしまうだろう。
8時にあがっても家に着くのは10時だ。
当然のように息子は寝ているし、お風呂に入ってご飯食べれば寝る時間だ。

いつも考えるけれど、これが正しい人生なのだろうか?
田舎に残っている友達などは夕方5時5分には家に帰ってるとか、平日でも帰宅後に広場でサッカーやってるとか、平日でも海水浴場に泳ぎにいくこともあるという。
全国的にはそこまでいかなくてもいつも考えさせられることである。