いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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手術痕

今回の甲状腺検査は問題なしだった。

しかし、これまでも担当の先生が手術痕をみて、
「ケロイドになってますね」
と言っていた。

今回もそう言ったあとに

先生:「これ形成外科で診てもらうこともできますが、どうしますか?」

僕:「どういう治療をすることになるんでしょうか?」

先生:「おそらく塗り薬を塗ったりすると思いますけど」
   「どうしますか?今日、紹介状を書いてすぐに形成外科で診てもらうようにしますけど」

少し、迷ったが、せっかく言ってくれたのだからと思い、お願いすることにした。

先生:「甲状腺の方は問題ないですね」
   「じゃあ、案内しますから外科の診察室の受付の前で待っていてください」

と言われ形成外科で診てもらうことにした。

手術痕は確かに少し赤くケロイド状になっていて、2~3cmぐらいみみずばれのようになっている。
これはかなり個人差があるようで、先生は執刀医でもあるので気を利かせてくれたんだと思う。
塗り薬で治ればいいけれど、そのままでも問題ないとは思っていた。

手術後からずっとそのままだし、特に痛くもなければ、大きくなってきているわけでもない。
若干胸開きの洋服を着た時に手術痕として見える程度で気にしなければ何の問題もない。


若干手続きに時間はかかったが、形成外科の診察を受けてみた。
すると、治療方法は
1.ステロイド薬の塗られたシールを貼る。
2.ステロイド薬の飲み薬を飲む。
3.ステロイド注射を打つ。
だそうだ。
3つとも併用すると一番効果があるという。

しかし、傷が消えてなくなることはないという。
ある程度、色が薄くなったり、盛り上がりが平らになる程度だという。
それも確実にそこまで治る保障もないという。

それとステロイド薬なので副作用があるというのだ。
確かにステロイド薬に副作用があることは僕も知っていて、ちょっと危ない薬だという印象がある。
副作用は尿が出やすくなってトイレが近くなったりすることが多いらしいけど、
他のどんな副作用が出るかは個人差があるので、何か異変があればすぐに止めることになるそうだ。

シールを毎日貼って、毎食後に薬を飲んで、2週間おきに注射を打つという。

僕は注射は苦手なので「注射苦手なんですけど痛いですか?」と聞くと
「組織の固まったところにするので痛いですね」
と返ってきた。
若い美人の女医さんでしたが、こんなことを聞いてしまった。

副作用もあるし、
傷の見え方だけの問題なので何もしないという手もあるとの説明。
そして注射なしの治療でもいいけれどそれだけだと
どこまで効果があるかわからないとのこと。
さらにシールだけだとほとんど効果は見込めないとのこと。

こういう話しを聞いて、治療をすぐにやめようかと思ったけれど、
迷いもあったので副作用が少なそうなシールのみをもらって
次回まで様子をみて治療方法を考えようと思って次回1ヶ月後の予約をして
診察室を出た。

しばらく会計などを待っている間に連れ合いと相談したところ、
別に手術痕ぐらい気にしなくていい程度なのだからステロイド剤なんかあぶない薬
使わない方がいいという意見。
他の病気になったらばからしいし、傷はそんなに気にするほどでもないし
10台の女の子ってわけじゃないし、何より副作用のある薬は
どうしようもなくかゆいとか傷が大きくなって悪化しているわけじゃないから
止めた方がいいと・・・

それで考え直して、治療はやめることにして、次回診療の予約をキャンセルして
もらった処方箋の薬のシールももらわずに帰ることにした。

確かに、2週間に1回も会社を休んで行くのも大変な上、
(事態が深刻だとそんなことどうでもいいが)
なにより副作用で新たな厄介事を抱え込むこともないのだ。
この2年半なにも問題ないのだからほっとけばそのうち色も薄くなることもあるかもしれないし、
そのままでも何も問題ない。

そんなことで今回は少し時間がかかる診療だった。
しかしまあ、本来の心配のことを考えれば取るに足らないことなのだ。

下のような薬もネット上で売っているようだけど、どうなんだろ?